家事代行と家政婦の違いって?それぞれのメリット、デメリットについて

家事代行と家政婦、どちらも料理、掃除、洗濯、買い物、子供の世話など、家事を手伝ってくれるサービスですが具体的にはどう違うのかご存じでしょうか?
家事代行サービスを利用しようにも違いが分からないとどこにお願いしたらいいのか悩んでしまうところですよね。
そこで今回は家事代行と家政婦、そもそもどんなサービスなのか?
それぞれのメリット、デメリットや家事代行と家政婦の明らかな違いを詳しく解説していきます。
家事代行とは?
家事代行とは自宅に訪問し、自分に代わって料理、洗濯、掃除、買い物、子供の送迎などを行ってくれる業務サービスのことです。
一人暮らし、共働きの夫婦など幅広い層で利用されています。
留守中でも利用が出来る「鍵預かりサービス」があります。
詳しいサービスでは、アイロンがけ、ペットの世話、庭の手入れなど、一般的な主婦が行える程度であれば要求できます。
サービスの利用は1時間あたり2,000円~3,000円の相場が決まっています。
最低2時間からでの利用が決まっているところが多いです。
訪問に来てもらうのに往復の交通費もかかるため、1度利用するのに、5,000円~7,000円かかることになります。
メリット
家事代行を利用するにあたってのメリットについてはですが、
家事代行に興味はありつつも依頼するまでになかなか至らないという方は多いですよね。
料金は業者によってさまざまですが、家事は自分で出来ないことではないうえに、安いところにしても数千円の出費はあり勿体なく感じてしまいます。
ですが、家事代行サービスを利用した人の中での満足度は90%を超える評価が多くあるのも事実であり、利用者のほとんどの人が満足しているということです。
時間に余裕が出来るとやりたいことが出来る
普段仕事に追われて疲れが溜まっているとゆっくりしたい
買っていたけどまだ読んでない読書がしたい
新しく趣味や副業を始めたい
ストレス発散やダイエットにジムに行きたい
などやりたいことはあるけど仕事、家事、育児で時間がなく出来なかった場合、余裕を作る事が出来ますね。
精神的に余裕が出来ると幸福感が高まる
毎日、毎日家事をしなきゃいけない、なかなか家が片付かず散らかっている状態が続くとイライラしてしまいますよね。
精神的にも「やらなきゃ」というのが常にあると、家で休まるどころかストレスになっていきます。
そんな時、普段自分がしていることから、手の回らないところまで、手際よくこなしてやってもらえるととてもありがたいことです。
プロが行うと短時間で、綺麗に仕上がるためそれも満足度が高い理由になっています。
「家族とゆっくりする時間が増えた」、「子供と遊ぶ時間が出来た」、「綺麗な部屋でくつろげる家になった」
といった声も多く、大変リピートで利用する方が多いです。
スポットの利用から定期プランでの利用ができます
筆者
家事嫌いでも綺麗な家を維持できる
掃除が苦手だったり、片づけたいのに片づけられない場合でも綺麗に片づけてもらえれる上、お金がかかっていると自分でも綺麗な状態を維持しやすくなります。
定期的に利用することで自分でする必要もなります。
デメリット
強いていうならという内容になりますが家事代行のデメリットについてです。
出来ないサービスは専門性のある業務
まず、出来ないサービスについては専門性が求められる事です。
介護、ベビーシッター、一般家庭で行えない特殊な清掃といったところです。
ペットの世話についてもどこまで受けてもらえるのか業者によることもあるため、細かいところまで聞いておくといいです。
清掃は特殊な清掃道具を使わないと落ちない汚れは自分が思っていたより綺麗になってなかったという声もありました。
頼む業者やスタッフにより仕上がりが違う
家事代行はお年寄りから主婦の方などスタッフの中でもさまざまです。
研修を行っている業者もあればそうじゃないところもあります。
スタッフによった融通が効いたり効かなかったり、仕事の完成度に違いがあることがあります。
お願いしたい方がいれば指名することが出来るので活用するといいです。
まれにトラブルがある可能性も
貴重品の紛失、捨てられたくないものを捨てられた、綺麗にしてほしかったところが出来ていなかったなどマイナスの意見もありました。
貴重品は自身で管理をする必要と事前に紙にメモしておくなど、トラブルがおこらないよう対策が必要なようです。
筆者
家政婦とは?
次に家政婦についてですが、家政婦とは家庭での家事代行、補助を行ってくれる職業のことであり、「お手伝いさん」とも言われています。
家事代行サービスが普及されてきてからはあまり”家政婦”という言葉を聞かなくなってきましたね。
昔のイメージではお金持ちの家庭が住み込みで雇っているような印象がありますが、日給制で雇われている人のことです。
メリット
家政婦のメリットについては家政婦の紹介所があり、面接を行うことが出来るため、自分に合うスタッフを選ぶ事が出来ます。
介護や子守、留守番、ペットの世話など仕事内容は自由にお願いできます。
スタッフの入れ替わりがほとんどなく、泊まり込みで依頼することができます。
デメリット
次に家政婦のデメリットについてはほぼ家事代行と同じではありますが、
スタッフとのトラブル
赤の他人が自宅を出入りするとなると少なからず、トラブルの可能性もゼロではありません。
家のものの破損、貴重品を紛失、仕事の完成度などです。
細心の注意で業務を行っていたとしても、破損や紛失の可能性はありますし、思った通りの仕事をこなしてもらえなかったという場合もあります。
依頼をする前に、気になる事はしっかり伝えておくといいです。
費用が高め
家政婦を依頼するときは、紹介所から派遣されてくる場合があり、仲介手数料などがかかる事があります。
事業者によりさまざまですが、年会費、入会費などかかってくるところもあります。
家事代行と家政婦の違いは?
家事代行も家政婦もどちらも家事を代行してくれるサービスですが、明らかな違いを3つにまとめてみました。
- 雇用形態
- 時間制と日給制
- サービス内容の制限
このような内容になります。
雇用形態
家事代行は家事代行サービスの会社から派遣され業務を行います。
そのため、会社との契約であり、不満があった場合スタッフの変更ができます。
トラブルが発生した場合は会社に問い合わせることになります。
一方、家政婦の場合は個人契約の場合があります。
家政婦と雇用者が、直接契約をするため、トラブルがあった場合、紹介所からは責任を負えないことがあります。
最近は家事代行と並行して会社が家政婦を雇用しているケースも多いですが、依頼する時にはどういう契約になるのか確認しておくといいです。
時間制と日給制
家事代行サービスは1時間当たりの金額がきまっていて時間制で金額が決まっています。
「1時間当たり金額×時間」とシンプルです。
家政婦の場合、一日泊まり込みから数時間の依頼など時間によって金額の相場が決まっているようです。
1時間増えていく毎に1,000円~1,500円ずつ上がっている場合や、一日何時間でいくらといった日給制になります。
サービス内容の制限
家事代行は専門性の必要な育児、介護、ペットの世話といった内容に制限があるところが多いです。
また営業時間も決まっていると遅い時間には依頼できません。
その点家政婦は、ほぼ禁止事項がなく介護、ベビーシッターなど依頼ができます。
また住み込みで24時間依頼が出来ます。
ちなみに質が良くて格安の家事代行サービスについては以下の記事で詳しく解説しています!
まとめ
家事代行が普及してから、家事代行=家政婦として家事サービスも広がってきています。
どちらのサービスもお金を払って”時間”を買うものです。
洗車感覚で行える家事代行と、自分の変わりを雇う家政婦といったところですね。
筆者
自分の生活環境に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、参考にしてみてくださいね。