赤ちゃんの子育てはいつから楽になる?赤ちゃんの期間ごとに解説!

つらいつわりを乗り越えて、おなかの重い期間も踏ん張って、壮絶な痛みに耐えてやっとこの腕に抱くことのできたわが子。
でもでも!産まれてからお母さんは休みなしで働きづくめ。
「あと少ししたら楽になる!」と信じて毎日毎日、わが子のために頑張ってるけど、、、
まったく楽にならないわ。
いつまでこの状態が続くの?
友人
そんな疑問を抱いているお母さんも多いのではないでしょうか?
「100日過ぎたら楽になる」説や「生後3ヶ月でひと段落」説が多いなか、なかなか楽にならないと感じているお母さんのほうが多いです。
では、何が楽になるのかを考えていきましょう。
「赤ちゃん」と呼べるのはいつまで?
そもそも、医学書や母子手帳などには「赤ちゃん」という記載はありません。
それは、「赤ちゃん」には定義がないからです。
「赤ちゃん」というのは愛称なんですね。
なので、人によって「赤ちゃん」と呼ぶ期間はまちまちなんです。
「赤ちゃん」「赤子」「赤ん坊」と、「赤」を使った愛称で呼ばれる理由は、産まれたばかりの新生児の肌の色が赤いからなんですよ!
筆者
ただ、多くの人が「赤ちゃん」は1歳くらいまでと言い切ります。
その定義だと「赤ちゃん」は新生児と乳児ということになります。
それでは、新生児と乳児の違いを見ていきましょう!
新生児とは?
産まれたばかりの赤ちゃんを新生児といいますが、いつまでのことを言うのでしょう?
それは、産まれた日を0日目として、生後0日目~28日未満の赤ちゃんのことを言います。
この時期の赤ちゃんは、今までお母さんのおなかの中で毎日練習・準備をしていたことを研修生として実践する時期です。
自分の力で呼吸をして、排尿・排便も行います。
毎日顔が変わったり、周囲の人に愛してもらいるように本能からでてくる笑顔などが可愛くて目が離せない時期です。
産まれて間もないのに、生きるための行動を行うわが子に感動した記憶があります!
筆者
乳児とは?
乳児とは、新生児も含めた1歳未満の赤ちゃんのことを言います。
1歳未満では、母乳やミルクをもらい、ご飯も練習段階の離乳食です。
また、腹ばいやハイハイ・伝い歩きはするものの、自分で歩くことができないので抱っこで移動します。
ここがポイント!
多くの人が「赤ちゃん」と呼ぶ期間は、生きるためにサポートが必要な期間のことを言うのですね。
筆者
赤ちゃんの子育ての苦楽
赤ちゃんの子育てがいつから楽になるのか!
先輩お母さんたちに聞くと「個人差あるからな~」とか「そんなの来ないよ!うちの子はまだ手がかかるよ!」なんて言われるかもしれません。
しかし、成長するということは、絶対にどこかでターニングポイントがあるんです。
成長していけば、逆に大変なことも出てきますよね。
これも併せて、3ヶ月ごとに見ていきましょう。
- 生後1ヶ月未満(新生児期)
- 生後3ヶ月(乳児期)
- 生後6ヶ月(乳児期)
- 生後9ヶ月(乳児期)
- 1歳から(幼児期)
赤ちゃんの子育ての苦楽①:生後1ヶ月未満(新生児期)
「10月10日」待ちに待って、やっと会うことのできたわが子。
先輩お母さんたちに「これからが大変だよ」といわれましたが「大丈夫。わが子は可愛い。」と過信してしまったことも多いですよね。
まずは、陣痛・出産が壮絶で体が思うように動かない一番つらい時期を見ていきます。
楽になったと感じること
慣れない生活が始まるのでつらいことが多いですが、楽になることもあります。
- 赤ちゃんが産まれたのでおなかが軽い
- いつ来るかわからない陣痛への恐怖心・ストレスからの解放
- 陣痛がもう来ないことへの安心感
これはとっても楽でした。
他にも、産まれてから6日目までは入院をしているのでご飯を作らなくてもいいのは嬉しかったです。
筆者
大変になったと感じること
逆に、新生児期は大変なことは数えきれないほどあります。
- 1~2時間ごとの授乳で睡眠不足
- 出産で体がボロボロ
- 乳が張ったり、授乳で乳首が痛い
- ホルモンバランスが不安定
出産をしたときのお母さんの体への負担はすごいんです。
内臓破裂と全身複雑骨折をして、子宮内は大やけどを負ったのと同等なんです。
筆者
その状態で、赤ちゃんのお世話をして睡眠不足で、ホルモンバランスも崩れる、、、つらいことが多いです。
お母さんは偉大だなぁ~
ひつじー
そうなんです。だから、お父さんは少し時間ができたら赤ちゃんのお世話をしてあげて、お母さんを休ませてあげてくださいね。
筆者
赤ちゃんの子育ての苦楽②:生後3ヶ月(乳児期)
赤ちゃんが産まれてから2ヶ月くらい経つと、お母さんもだいぶ赤ちゃんのいる環境に慣れて余裕が出てくるころですね。
楽になったと感じること
生後3ヶ月になると、新生児期の大変だったお母さんの体調や精神的なものも落ち着いてくる頃です。
それに加えて、赤ちゃんも成長してくれます。
- 1~2時間の授乳が落ち着いて、間隔があく
- まとまった昼寝をしてくれる
- 首がすわってくるので抱っこが楽になる
- 表情も豊かになる
これだけ急に成長してくれるので、母性の強いお母さんだと「さみしい」と感じる人も出てくるんです。
お母さんの睡眠不足も少し解消できて、抱っこ紐で軽い散歩程度の外出もできます。
つらいことがあっても赤ちゃんの表情が豊かなので、笑ってくれたり、声を出して笑ってくれたりすると、穏やかな気持ちになれます。
筆者
大変になったと感じること
- 自我が芽生え始めた
- 「髪の毛・頭の形が」と不安になる
今までオムツもきれいで、おなかも満たされていればずっと眠っていてくれた赤ちゃんも段々と自我が芽生えてきます。
すると、泣いて「抱っこ」や「見える景色をかえて~」と、お願いしてくるようになります。
また、ずっと寝ていた赤ちゃんの頭の形は、後頭部が平らになってしまう「絶壁」と呼ばれる状態になってしまい、お母さんは心配してしまいます。
私の子は首が動かせるのが楽しいらしく、暇さえあれば左右に首を動かしていたので後頭部の髪の毛が切れてなくなりました。
きれいにまあるい形にハゲています。
筆者
この時期の頭の形とか、髪の毛が薄いとかは気にしなくて大丈夫なんだよ~
ひつじー
赤ちゃんの子育ての苦楽③:生後6ヶ月(乳児期)
生後6ヶ月になると、更に成長が見られます。
楽になったと感じること
- 寝返りができるようになる
- 腰もすわるので抱っこが更に楽になる
- 両手で物をつかみおもちゃで遊べるようになる
- 授乳の回数も少なくなる
今までならお出かけの時に赤ちゃんを両腕で抱っこするので、荷物とは別に移動させていました。
それが、腰がすわると片腕で抱っこできるので片手があく状態になります。
そうすると移動が少し楽になりますね。
おもちゃで遊んでくれるようにもなるので少しの間、赤ちゃんを遊ばせてお母さんは家事をしたり、休んだりすることもできます。
この時間は有効活用するに限ります。
筆者
大変になったと感じること
- 寝返りができるので目が離せない
- 離乳食を作るのが面倒
寝返りができるようになると、うつ伏せのまま息ができなくなってしまうのが心配で目が離せなくなります。
また、離乳食は完全に親のとは違う状態で作らないといけないので面倒に感じます。
うちの子は寝返りが楽しくて、くるくる回ってベッドから落ちたことがあります。
ハイハイができないからと言って、安心はできなかったです。
筆者
赤ちゃんの子育ての苦楽④:生後9ヶ月(乳児期)
生後9ヶ月になると段々とお父さんの出番も増えてきます。
楽になったと感じたこと
- ハイハイやつかまり立ちができるようになる
- 一人遊びができるようになる
- お茶などをストローで飲めるようになる
- ボール遊びなどもできるようになる
大きく成長していますね。
ハイハイやつかまり立ちができるようになる頃にある変化はたくさんあります。
特に親が感じる大きな変化は「オムツ」の種類です。
テープタイプからパンツタイプに変化しますよね。
私は、テープタイプで足をバタバタされるより、パンツタイプで足をバタバタされているほうがオムツ替えが楽に感じました。
また、ストローを使えるようになると、外出先で飲み物がなくなっても焦る必要もないので、外出が楽しくなります。
少し乱暴な遊びが好きな赤ちゃんは、お父さんとのダイナミックな遊びが大好きです。
たかいたかいやボール遊びなどを好み、お父さんを見ると笑顔になってくれるのでお父さんもメロメロですね。
筆者
大変になったと感じること
- 後追いができるようになった
- 人見知りが始まった
この2つには苦しみました。
トイレにこもろうとしてもドアの前で大泣きしながらドンドンドン。
2階で洗濯物を干していても、階段を上がろうと奮闘していました。
階段から落ちるんじゃないか。と、ソワソワしながら洗濯物を干しました。
筆者
そして、仕事が忙しいお父さんと会うことができないまま人見知りが始まってしまった私の子どもは、お父さんにも人見知りをしてしまい、私からまったく離れませんでした。
ただ、人見知りってお母さんやお父さんなどの近い存在と、それ以外の存在の人を認識できるようになった証拠なんです。
喜ばしいことなので、不安に思うことはありませんよ!
筆者
赤ちゃんの子育ての苦楽⑤:1歳~(幼児期)
1歳になると、だいぶ楽になります。
楽になったと感じること
- 伝い歩き・ひとりで歩くようになる
- 言葉が出てくるようになる
- 1日の生活リズムができあがってくる
ひとりで歩けるようになると外出も楽になりますね。
お散歩や買い物、外食なども乳児期の子を連れている時より楽になりますし、楽しいです。
また、言葉が出てくるので意思疎通が、嬉しいことに言葉でできるようになります。
1日の生活リズムも整うと、泣いてる理由もわかりやすいですしスケジュールも計画しやすいですね!
私は少し遠出をするときは、お昼寝時間に車で移動するようにしています。
筆者
大変になったと感じること
- 自我が強くなった
これは大きな壁ですね。
買い物に行ってもいつの間にか手にお菓子を持っていたり、誰に抱っこをしてほしいかを伝えてくるようになったのはこの時期でした。
何をするにも、子どもが納得しないと大泣きされてしまう状態になりました。
成長することはとても嬉しいことですが、成長するたびに「あ~、大変だ」と思うことが増えました。
筆者
まとめ
赤ちゃんは大人たちのサポートなしでは生きていけない時期をさします。
成長には個人差はあるものの、この赤ちゃんの期間というのは、あっという間です。
子育てをしている間は大変なことが多く「楽になんてならないじゃない!」と思いますよね。
しかし、辛い時期を乗り越えれば必ずいい思い出になります。
周りの人にも援助してもらいながら、たまにまったりしたり、うまく手を抜いて息抜きをしてくださいね!
お母さんが落ち着いていることが、赤ちゃんが落ち着く理由だったりします。
そうすれば赤ちゃんのお世話が、
→よく寝てくれて一人遊びもしてくれる
となりますよ!
頑張りすぎず、いきましょう♪