赤ちゃんは何でママが大好きなの?その理由や行動について解説!

赤ちゃんはママが大好きですよね。
ママの姿が見えなくなったり、声が聞こえなくなったら泣いちゃうイメージが強くありませんか?
育児中のママは「何でパパじゃダメなの?」と疑問に思う方もいるはずです。
正直、私も不思議に思います。
なので今回は何で赤ちゃんはママが大好きなのか、理由を解説していきます。
赤ちゃんはなぜママが大好きなの?
赤ちゃんとママは生まれる前から一心同体ですよね。
約10か月お腹の中にいてママとはとても近い存在なのです。
またお腹の中の赤ちゃんは周りの声は聞こえていても、水の中にいるのでこもったように聞こえています。
ですがママの声は唯一、同じ体の中にいる為クリアに濁りなく聞こえているんです。
また栄養もママと全く同じに摂っているので本当に2人で1つという言葉がピッタリですね!
クリアに聞こえていたのがママの声だけなので、ママの声が聞こえなくなったり、傍にいないような感じがしたら不安になってしまうのが赤ちゃんの本音。
生まれる前も、生まれてからも身近に感じているのはママだけなんです。
あなたもお腹にいる時に赤ちゃんに話しかけたり、歌を歌っていたりしていたはずです。
生まれてからもお腹の中にいた時と同じ声が聞こえることで赤ちゃんは安心するし落ち着くことができます。
母乳もママからもらうしママといる時間が長いと、ママ以外の人には慣れてないですもんね。
なので普段と違う声が聞こえたら不安になってしまいます。
赤ちゃんはママと他の人をどう認識しているの?
上記にも書きましたが声で認識しているのが大きいですが、声だけではなく匂いでもママかそうじゃないか判断しているんです。
視力が私たちと比べるとまだまだなく弱いこともあり匂いで判別しています。
赤ちゃんが自分のママかどうか認識する能力スゴイですよね。
匂いだけではなく、足音や雰囲気も感じ取っています。
ママが風邪をひいていたり、体調が悪いと赤ちゃんも機嫌が悪かったり、良く泣くようになると子持ちの友達が良く言っています。
赤ちゃんはママの変化をとても敏感に感じ取ります。
声のトーンや話し方、体温、いつもと触れ方が違う等、私達よりも五感をフルに使っているんですね。
少しイライラしたり落ち込んでいたりと些細な事でも赤ちゃんには伝わっています。
赤ちゃんなりにママがいつもと違うことを心配しているのかもしれませんね。
でも母親も人間なので完ぺきではありません。
友達は体調悪くてイライラしている時、赤ちゃんに「今ママはイライラしてるの。でも、あなたにじゃないよ。ごめんね」と良く言っているのを聞きます。
あまり気にせずに、自分の感情に正直になってみるのも一つの方法なんだなとその時とても勉強になりました。
ちなみにだいたい3~4ヵ月前後にはママの顔と他の人の顔の違いが分かるようになってきます。
目が見えるようになってくるとママなのかそうじゃないのかはきちんと区別がつくようになりますね。
そういえば人見知りが始まるのもだいたい4か月前後からだもんね。
ひつじー
そうなの!顔の認識ができるようになるとママじゃない顔を見ると不安になってしまうみたい。
筆者
赤ちゃんのママ大好きな行動にどう接する?
夜泣きもあるし、24時間365日な休みのない育児。
そんな時は赤ちゃんの「ママが大好き」という気持ちにシンドくなったりすることもあります。
ずっと一緒にいると息抜きもしたくなるし、もう嫌だ!と思うことも少なからずあるはずです。
ですが赤ちゃんにとってママはとても大切な存在です。
特にこの時期は愛着関係を築いていくのに必要な時期となります。
赤ちゃんは何を感じ取っているのか、またそれにどう接したら良いのか書いていきます。
ミラー反応
「ミラー反応」は有名ですよね。
ママが笑うと赤ちゃんが笑い返してくれるのは、実際に嬉しい訳ではなくママの真似をしています。
そうやって真似して笑顔になると、ママが笑ってくれると分かっています。
これが成長していくにつれ嬉しい時に笑うと覚えていくのです。
赤ちゃんはママの事を良く見ているので、どうしたらママが喜んでくれるのか理解しやっているんですね。
また医学的にも立証されているのですが、笑うとNK細胞という細胞が活性化されます。
この細胞は免疫力が高まると言われているので、ママも赤ちゃんもたくさん笑うことはメリットがたくさんありますよ!
スキンシップを多くとる
赤ちゃんは10か月もママのお腹にいたので心から安心できる存在はママしかいません。
そのうち周りの人達にも慣れますが、出生して数か月はやっぱりママが一番です。
ずっとママとべったりくっついていたいと思っています。
ママから離れると泣いたり、グズッたりするのは大好きだという証拠ですね。
最近はベビーマッサージが良いと言われています。
ママと赤ちゃんが肌と肌で触れ合う事で、ママも赤ちゃんも安心し愛情が深まっていきます。
愛情を伝えるコミュニケーションの1つですね。
筆者
触れ合うことで安心感を与えることができ、赤ちゃんの発達に良い影響を与えてくれます。
また赤ちゃんにとっては全身運動になっています。
なので精神的に安定が得られる他にも、運動となっているので体力の消耗にも繋がっています。
ママは愛情が深まるし、赤ちゃんは安心感が得れるし、親子の絆も深まるのは良いですね!
ぜひ試してみて下さい。
たくさん話しかける
上記にも書きましたが、赤ちゃんにとってはママの声が一番安心するんです。
お腹の中で聞いていた声を聴くとママがいるんだと分かり落ち着きます。
また話しかけることで赤ちゃんの脳は発達していきます。
たくさん話しかけることで、赤ちゃんも言葉を早く覚え話し始めるのが平均より早くなるとも良く言いますよね。
返事はできないですが、赤ちゃんはしっかりと聞いています。
ママが話していることをきちんと覚えているんですよ。
些細なことでも、たくさん喋りかけてあげて下さいね。
まとめ
赤ちゃんがママを大好きな理由はママのお腹に10か月もいたからなんですね。
ママと同じ栄養を摂り、毎日ママの声を聞いて、ママのお腹でずっと育った赤ちゃんだからママがいないと不安になるし、寂しくなるんですね。
それはお腹の中にいた頃からママの愛情をきちんと受け取っていたということ。
最近は抱き癖がつくからという理由で抱っこを積極的にしないお母さんが増えていますが、親子のスキンシップは安定した気持ちに繋がるので大切です。
大きくなれば自然と手が離れるし、抱っこもできなくなります。
抱っこしたり、嫌がられずにギューッとしたり、スキンシップをたくさんとれるのはこの時期の特権なので抱き癖がつくことを気にしないで、たくさん赤ちゃんと関わってあげると良いですね。
赤ちゃんはママの笑った顔や、ママの幸せが嬉しいんです。
ムリはしないで、上手く周りを頼りながら、笑顔で楽しい毎日を赤ちゃんと過ごしてください。