赤ちゃんが泣き止まなくてもうお手上げ!生後3ヶ月の時にできる対処法

はじめての育児で戸惑う事が多い中、赤ちゃんが泣き止まなくてどうして良いか分からず、自分も泣きたい気持ちになった事はありませんか?
生後3ヶ月頃の赤ちゃんは泣き止まない事がよくあります。
赤ちゃんがどうして泣いているのか理由が分からないと、ママもイライラしたり困ってしまったりしますよね。
ママが赤ちゃんの育児に少し慣れ始めた3ヶ月頃の赤ちゃんの泣き止まない原因と対処法をご紹介します。
赤ちゃん生後3ヶ月の特徴
赤ちゃんが生後3ヶ月頃は成長が目覚ましく、体重も生まれた時の2倍に成長します。
そして、うつ伏せにさせると首を持ち上げるようになり、多くの赤ちゃんは首がすわり始めるようになるのです。
生まれたばかりの新生児期は一日のほとんどを眠って過ごしてきましたが、3ヶ月頃になると起きている時間も増えて、赤ちゃんの表情も豊かになって来ます。
表情も豊かになってくると、ママも赤ちゃんとお話をよくするようになってくるのではないでしょうか?
赤ちゃんは勿論まだお話しは出来ませんが、喃語と呼ばれる「アー」や「ウー」といった声を発するようになってきます。
すくすくと成長をしてくれる我が子が益々愛おしく思えてくるそんな時期が赤ちゃんの3ヶ月頃なんですね♪
筆者
生後3ヶ月の赤ちゃんの大声泣きはコリック?
「コリック」って赤ちゃんの泣き方の呼び名を聞いた事がありますか?
私は聞いた事がなかったのですが、調べてみたら「コリック」っていわゆる昔から言われている「黄昏泣き」の事なんですって!
確かに赤ちゃんは夕方頃になると泣きだして、なかなか泣き止まない事がありますが、この現象は私も悩まされた経験があります。。
外が真っ赤な夕焼けに染まろころになると泣き出すんですよね。
しかも、ちょうどその時間になると町内の5時の「ピンポン~」が鳴ったりするものだから、赤ちゃんがウトウト寝ていても「ピンポン~」の音で起きてしまって、泣き出すわ、泣き止まないわで困った経験があります。
しかし、これは珍しい事ではなくて、世界中の赤ちゃんに見られる現象なのです!
「コリック」は生後3~6週間頃から始まり、この3ヶ月頃にピークを迎える事から「3ヶ月コリック」とも呼ばれるくらい今がちょうど「コリック」な時期という事になります。
コリックの原因は?
夕方の決まった時間になると泣き出す「コリック」は、ママが夕飯の支度をし始める時間帯と被ってしまい、ママにとっても実は一番憂鬱な時間となってしまいます。
「泣きたいのはこっちよ~」
と叫びたい気持ちになりますよね。
「コリック」の原因がわかれば泣き止ませる方法もすぐ見つかるのかもしれませんが、実は「コリック」については明確な原因と言うのは現在も分かっていません。
しかし、いくつかの要因が重なり泣き止まないのではないかという事は充分考えられることで、次のような事が原因ではないかという事を踏まえて赤ちゃんに対処する事で少しはママの気持ちに余裕が生まれるかもしれません。
- ゲップをしたいのに出ない
- お腹にガスが溜まってお腹が痛い
- 母乳やミルクが逆流してきての吐き戻し
- おむつが汚れていて気持ちが悪い
- 夕方になって暗くなってきて不安になっってくる
他にも赤ちゃんが夕方に泣き出して止まらなくなる原因があるかと思いますが、この5つの原因が主な代表的な泣き止まない原因だと思われます。
特にゲップやガス、胃の逆流などは、赤ちゃん自体が内臓の働きが未熟な為に起こる現象でどの赤ちゃんにも起こりうる症状です。
ミルクの後にゲップを出しやすくしてあげたり、お腹のマッサージを優しくしてあげたりといった工夫で少しは赤ちゃんの不安や不快な気持ちを和らげてあげられるのではないでしょうか。
赤ちゃんの泣き方の種類は5種類ある!
赤ちゃんが泣き止まない場合、何故泣いているのか理由が分からないと、ママもどうしたらいいのか分からなくて不安になってしまいますよね。
赤ちゃんが泣く理由は様々ありますが、まだ言葉が喋れない赤ちゃんですが泣き方の違いによって、ママに訴えている事が違うと言われています。
その泣き方は5種類に分かれると言われており、なんとその泣き方は世界共通なんだとか!
えっ!5種類も泣き方があるの?
赤ちゃんって、お腹が空いた時と、おむつが汚れた時くらいしか泣かないと思ってたよ~
ひつじー
では、早速5種類の赤ちゃんの泣き方について紹介していきますね!
ねぇ~って泣いたら?
Neh(ねぇ~)と言うように赤ちゃんが泣く時は、お腹が空いた時です。
この泣き方をしている時に、赤ちゃんの舌の形をよく観察してみると、舌を口の天井に付けていて、ミルクを飲む時と同じような口の動きをしています。
Nという発音は吸引反射(吸乳反射)から来る音なのだそう。
舌を見れば分かることと、そろそろミルクの時間かな?と予測がつけば一番分かり易い泣き方かもしれませんね。
へぇ~って泣いたら?
Heh(へぇ~)と言うように赤ちゃんが泣く時は、不快を訴えている時です。
赤ちゃんが不快を訴える一番代表的なのはおむつが汚れていて気持ちが悪い時です。
最近のおむつは性能がよく、漏れ出しにくいし、お肌にも優しく出来ているので昔ほどこまめに取り換えなくてもいいのかな?と思ってしまいますが、赤ちゃんが「へぇ~」と泣いたら先ずはおむつを見てあげて下さい。
おむつの他にも、体温調節がまだ上手に出来ない赤ちゃんは、暑さや寒さを訴える時にもこの泣き方をします。
赤ちゃんは特に汗っかきですから上手に体温調節をしてあげるといいですね。
あぁ~、おぉ~って泣いたら?
Owh(あぁ~、おぉ~)と言うように赤ちゃんが泣く時は、赤ちゃんが眠い時です。
あくびと関連している泣き方なんだそうです。
赤ちゃんってなかなか自分の力で眠る事って上手に出来ないものなのです。
よく「ぐずる」って言いますが、眠い時はこのぐずり泣きが多い気がします。
我が家の場合も泣き出すと「眠いんじゃないの?」とよく言ったものです(理由が分からない時は結構眠いに違いないと思っていましたね。。)
赤ちゃんはかなり月齢が進んでも自力で眠るという事はまだ上手に出来るようにはなかなかなりません。
抱っこしてあげた時にママに顔をこすり付けたり、目をこすったり、頭をかくしぐさをしたときなども眠いサインです。
えっって泣いたら?
Eh(えつ)と言うように赤ちゃんが泣く時は、ゲップをしたい時です。
赤ちゃんはゲップも自力では出せないんですね。
赤ちゃんにミルクや母乳を飲ませた後は必ずママの肩の上に赤ちゃんを乗せるように抱いて、背中をさすってあげてゲップを出すお手伝いをしますが、これがなかなか毎回すんなりゲップが出なかったりするんですよね。。
勢いよく「ゲーッ」とゲップが出ればいいのですが、この「えっ」という短めに泣く時はゲップが出きってないのかもしれません。
えぁ~って泣いたら?
Eair(えぁ~)と言うように赤ちゃんが泣く時は、お腹が痛い時いわゆる「うんち」がしたい時です。
「うんち」だけではなく「おなら」が出ない時なども同様に少し唸るような泣き方になります。
赤ちゃんはまだ腹筋の力も弱くて、寝た状態での排泄が上手に出来ない時があります。
この「えぁ~」と泣いてちょっと苦しそうな様子だったら、お腹のマッサージをしてあげるといいですね。
5種類も泣き方があるって不思議ですよね。
筆者
赤ちゃんが泣き止まない時は病気のサインの時も
赤ちゃんは言いたいことがあっても、言葉が話せないために先ほどの5種類の泣き方の対処法以外でも酷く泣き止まない時があります。
そんな時は、普段の様子と変わったことがないか、よく観察してみる事が重要です!
- ミルクや母乳を飲みたがらない
- 顔色がさえない
- 熱が38度を超えている
- 下痢や嘔吐をしている
- 便の色が赤かったり、白かったり、いつもと違う色をいている
- 発疹が出ている
このような症状が見られた場合は、お医者さんに是非相談して下さい。
まとめ
赤ちゃんが泣き止まないと、特に初めての育児の時などは、本当にママも疲れてしまいます。
でもその泣き方の違いが少しでも分かるようになると、その場その場で対処できるようになるのかな?と思えるようになることで、ママの気持ちも少なからず楽になってもらえるのではないかと思います。
3ヶ月頃の赤ちゃんは、成長も一番目覚ましく、一日一日の成長の過程を見ているだけでも、毎日赤ちゃんにくぎ付けになってしまうほど可愛い時期ですよね。
コリック泣きや5種類の泣き方などを参考にして、愛おしい赤ちゃんの気持ちを少しでも理解し、ママの気持ちを穏やかに保つことで、赤ちゃんとの楽しい毎日を送ってくれたら嬉しいです。