赤ちゃんがお座りしない理由って何?その原因と練習方法を紹介!

今回は赤ちゃんがお座りしない事に理由や原因がないのか?という疑問について解説していきます。
- 「他の子は出来てるのに...」
- 「集団検診の時にお座りが遅いと指摘された」
など、他の子と比べてお座りが遅いととても不安になりますよね。
お座りするのに練習って必要なの?と疑問を抱えているお母さんは多いのではないでしょうか?
なぜ、赤ちゃんがいつまで経ってもお座りしないのか?お座りが早い子と遅い子の違いは何かご紹介していきます。
Contents
赤ちゃんがお座りするのっていつから?
赤ちゃんがお座りできるまでには様々な過程があり個人差がありますが一般的にお座りできる月齢は6か月~9か月頃です。
出来る事がどんどん増え赤ちゃんの世界が広がり好奇心が増えてくる大事な時期になります。
完璧にお座り出来るまでの過程について解説していきましょう。
生後6か月
生後6か月の赤ちゃんは寝返りが出来るようになってくる時期です。
この時期からお座りできる子も上体が不安定でグラグラし転倒しやすいです。
生後7か月
生後7か月の赤ちゃんは腰がしっかりしてくるとお座りが安定し、一人で座れる時間が長くなってきます。
ズリバイやハイハイが出来てくる時期です。
活発に動くほど筋力も安定し、行動範囲が広がってきます。
生後8か月
生後8か月の赤ちゃんは腰がすわり体幹も安定してきます。
お座り、ハイハイ、ズリバイが出来るようになり、両手を使って遊べるようになります。
赤ちゃんにとって視界に入ってくるもの全てが興味の対象でお母さんは目が離さなく大変な時期です。
行動範囲が広くなる分、危険も沢山ですので赤ちゃんが口にして困るものや角があり危ないものは注意しましょう。
生後9か月
生後9か月の赤ちゃんはハイハイから一人でお座りが出来てきます。
つかまり立ちを始める子が増え、中にはお座りが出来ずつかまり立ちをする子も。
この時期に一人でお座り出来ない子は「遅れ」と言われる事もありますが、実際には1歳になって出来る子もいます。
赤ちゃんがお座りできる合図やタイミング
赤ちゃんはとても個人差があり得意、不得意もあります。
成長パターンを基準に考えがちですがそこは目安として捉えたほうがいいでしょう。
成長過程にある「お座り」が出来る合図を見て、我が子に無理のない練習をサポートしてあげましょう。
お座りが練習できるタイミングのポイントは3つあります。
それは、
- 寝返りができる
- ズリバイができる
- ハイハイができる
この3つが出来る場合はお座りの練習をさせてあげるといいですよ。
泣いたり、嫌がったら無理をさせずに本人のペースに合わせましょう。
どうしてもお座りを嫌がる子はお母さんの膝の上で座らせ遊んであげるのがおすすめ。
嫌がるからとまったくさせないよりは道具や工夫をしながら赤ちゃんにとって自然と座る環境をつくってあげると座る感覚を身に付けやすくなります。
赤ちゃんがお座りしない原因とは?
赤ちゃんがなかなかお座りしない場合どんな原因があるのでしょうか?
4つのポイントにまとめてみました。1つずつ解説していきましょう。
筆者
①必要な筋力が未発達
「座らせてもグラつきが多く安定しない」、「前や後ろにすぐ倒れてしまう」といった場合はお腹、腰、お尻の筋肉がまだ未発達で支えきれていない為に起こります。
この状態はお座りし始める5か月くらいの赤ちゃんに多いです。
繰り返すことでどんどん必要な筋力が身に付き、気づいたら出来ているなんて事も。
頭が大きくバランスが安定しないこともある
赤ちゃんがバランスを保ちにくいのは頭と身体のバランスもあります。
肩幅と比べ赤ちゃんの頭は大きいですよね。
そのため支えきれずに前や後ろに転倒しやすいです。
深刻にならず気長に待ってあげましょう。
②股関節が硬い
お座りをする時は足を広げて安定させますが、股関節が硬い子だとうまく足を広げることが出来ずに安定して座ることができません。
また、左右で足の開き方が違ったり、左右で足の長さが違う、左右でもものしわの数が違うなどの特徴がある場合は先天性の股関節脱臼などの可能性があります。
③おむつが汚れている
当たり前のようですがおむつが汚れているとお座りを嫌がる子が多いです。
今日に限ってお座りを嫌がるときはおむつが汚れていないかチェックしてみましょう。
④座り方がわからない
普段、お座りをする機会がない赤ちゃんは「座る」動作に慣れておらず、座り方を知らないこともあります。
全然座ろうとしない場合はお母さんが背面に座らせ抱っこしてみたり、お母さんやお父さんのヒザの上に対面にチョコンと座らせてみるなど生活に取り入れてみてください。
お座りで視界が広がり赤ちゃんが楽しいと自らお座りしてくれるようになります。
赤ちゃんのお座り練習におすすめアイテム
ここで赤ちゃんのお座りの練習用でおススメのアイテムをご紹介していきます。
まずは初めてのお座りをサポートする「お座り練習チェア」です。
背もたれと座面にあるエアシートにより前倒れを防止してくれます。
空気を抜いてコンパクトに収納できたり、ビニールなので汚れも掃除しやすいです。
赤ちゃんがお座り練習する時に気を付けるべき事
赤ちゃんのお座りの練習は赤ちゃんの腰がすわる6ヶ月以降に行いましょう。自分の体を支える力がまだついてない時期に練習させてしまうと無理に体を支えようとして変なすわり方になってしまったり、逆に体に負担になってしまうことも。
また無理強いすると座る事に対して恐怖心が残ってしまうことがあります。
赤ちゃんは転倒しやすい
赤ちゃんを座らせようとするとすぐ転倒してしまい、頭をぶつけてしまうことがよく起こります。
頭をぶつけてしまって大泣きしている赤ちゃんを見てとても不安になりますよね。
腰が据わって安定したと思っても不意に後ろに倒れることも多々ありますので、赤ちゃんが転倒することを想定した環境を整えておく必要があるのです。
赤ちゃんはお座り練習を始めたと同時に、ズリバイをするケースが多く、目の前にあるものや落ちているもの触ったり小物を口に入れてしまうリスクがあります。
そのため赤ちゃんを座らせるときは必ず大人が近くで見守りましょう。
倒れてしまって起き上がれなかったり、変な倒れ方をしないように気をつけます。
赤ちゃんに何かあったらすぐに手を伸ばして支えられるようにし、決して1人で練習させないようにしましょう。
危険な周りに物を置かないようにする
赤ちゃんにとって危険なものは沢山あります。
硬い物、角があるものは転倒の際に怪我の恐れがあります。
お座りの練習の時は特に身の回りにものがないかチェックしましょう。
クッションや座布団を敷く
赤ちゃんの転倒を支えきれず頭の転倒が心配なお母さんは座布団など柔らかいものを置いてあげると安心ですね。
赤ちゃんのお座りできる時間が伸びてきた場合に使うと便利ですよ。
壁になるものを使う
後ろの転倒を防ぐために壁を使うのもいいです。
私はよく寝る前に掛布団をぐるぐる巻いて壁代わりにしお座りさせていました。
筆者
前に転倒するなら練習が少し早いかも?
赤ちゃんをお座りさせた時、前に倒れるようなら、まだまだ練習するのは早い可能性も。
前に倒れてしまうということは、腰から上が安定していませんので、まずは寝返りやハイハイの練習をしましょう。
室内にハイハイするスペースがなかったり、心配性なお母さんがすぐ抱きかかえたりしてしまうとハイハイでの練習の妨げにもなります。
この時期は思い切り遊ばせましょう
筆者
同じ悩みを持つお母さんは多い
お座りで悩みを抱えるお母さんはとても多いです。
しかし、1歳、2歳と大きくなるにつれ気づけば当時の悩みはなくなるものです。
そんな先輩お母さんたちの声を参考にするといいですね。
- ひとりでおすわりができるようになったのは10ヶ月の終わり頃でした。
寝返り、はいはい、つかまり立ちも遅めで、歩けるようになったのは1歳4ヶ月でした。
現在3歳ですが、元気いっぱいでおしゃべりな女の子になっています!
ただ、体がかたいみたいで運動は苦手なものもあるようです。- うちの長男も現在2歳9ヶ月ですが、ハイハイとお座りができずに突然つかまり立ちを始め1才ピッタリで歩きました。そのあとようやくお座りができるようになりました。
ちなみにハイハイはせずに終わりました。
順番どおりにいく子ばかりじゃないので全く心配せずに、自分の子の成長を暖かく見守ってあげてくださいね。(引用:pigeon.info)
このように同じ悩みを持つママさんは思った以上に多いです。
「自分だけが同じ悩みを持つわけじゃない!」
と思えるだけでも気が楽になりますね。
まとめ
0歳の赤ちゃんはいろいろなことが出来るようになります。
我が子のペースに合わせながら成長過程を楽しんで下さいね。
解決されない悩みや不安がある時には専門家に相談してみましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。