赤ちゃんが寝てる時に突然泣くのはなぜ?原因と対策を解説!

子育てで一番と言って良いほど辛いのが「睡眠不足」ですね。
赤ちゃんは「泣くのが仕事」と言われているように程度は一人一人違いますが良く泣きます。
毎日毎日、数時間おきに夜泣きがあるとまとまった睡眠時間がありません。
睡眠はとても大切ですが赤ちゃんを放っておくこともできないですよね。
また夜泣きだけでなく、昼間にも寝ていたら突然泣き出したりすることもあります。
今回は赤ちゃんは寝ている時に突然泣くのは何故なのか、また長時間寝てもらう為にはどうしたら良いのか書いていきます。
赤ちゃんは寝ている時に何で突然泣くの?
言葉が話せない赤ちゃんが泣く理由として「お腹がすいた、オムツが汚れている、眠い」と一般的には言われています。
不快感があったり、眠いのに上手く眠ることができなかったり、眠いけど寝たくなかったりすると泣いて知らせてくれますよね。
不快感があり泣くのは理由がハッキリしているのでお母さんも原因が分かりホッとします。
ですがオムツも替えたばかりだし、お腹も空いてない、特に考えられる事がないのに泣いていると不安になるのは普通の事。
夜、寝かしつけをして完全に寝ているのに急に泣いて起きるのは「夜泣き」ですが、完全に寝付いていない状態で泣くことを「寝ぐずり」と言います。
そこで「夜泣き」と「寝ぐずり」はどう違うのか解説していきます。
夜泣きってなに?
人間の睡眠の種類として良く言われているノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)があります。
私達はこのノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しながら眠っています。
この睡眠サイクルですが大人が90~120分の間隔で繰り返しているのですが、赤ちゃんは大人より短く40~60分間隔です。
なのでなかなか深い眠りにつきにくく、すぐに目を覚ましてしまうのです。
また昼間のさまざまな出来事が夢になり泣きながら起きてしまうこともあります。
赤ちゃんによって様々ですが生後4か月頃から夜泣きがひどくなり1歳半頃まで続きます。
原因は様々で赤ちゃんがなぜ夜泣きをするのか、理由はハッキリとは分かっていません。
- 昼間にあった出来事が夢になる
- 室内温度が適温ではない
- 不快感がある(オムツが汚れている、お腹が空いた、服がきちんと着れていない等)
- 体調が良くない
など夜泣きには様々な理由が考えられます。
寝ぐずりって何?
当たり前ですが赤ちゃんは喋ることができません。
なので、ぐずったり泣いたりして周りの大人に自分の状況や欲求を伝えようとしています。
この寝ぐずりは赤ちゃんが寝る前後に起きることがほとんどです。
眠たいのに、寝たいと思っているのに寝れない時や、まだ完ぺきに起きれていなくて夢なのか現実なのか分からない半覚醒状態の時にぐずってしまいます。
これも夜泣きと一緒で原因は分かっていませんが、この寝ぐずりは2歳前後まで続くことがあります。
個人差が大きいのであまり心配せずに成長過程だと思って見守ることも大切です!
筆者
どうしたら寝やすくなるのか、どんな環境で良く寝るのか等、普段の様子を観察して記録しておくのはオススメです。
赤ちゃんなりに何かを感じ取って、なかなか眠れない状況になっていることもあるのでハッキリとした原因が分からなくても寝る環境を整えてあげることは大事です。
また完全に覚醒できずに泣いている様子なら起こしてあげましょう。
赤ちゃん自身が夢なのか現実なのか分からずに混乱している事も寝ぐずりの原因の1つなので、現実だと分からせてあげると良いですね!
どうしたら長時間寝てくれるようになるの?
睡眠サイクルにも書きましたが、赤ちゃんはサイクルが短いのでどうしても私達大人より覚醒しやすいです。
仕方ない事なのですが、改善できるところもあります。
赤ちゃんにはできるだけ長く寝て欲しいと悩んでいる方は多いはずです。
何か訴えているのは分かるんだけど、疲れているとどうしても気持ちに余裕ができないんだよね。
読者
そうだよね!長時間寝てもらう為に何を心がけたら良いのか、いくつかの項目に分けて書いていくね。
筆者
生活リズムを整える
これは私達、大人も同じことですがまずは生活リズムを整える事が大切です。
昼も夜も関係なく遊んでいたり、明るい場所にいると体内時計がおかしくなります。
昼は明るい場所で、思いっきり体を動かしたり遊んで、夜は落ち着いて過ごすようにするのがオススメです。
また最近では夜寝る1時間前くらいにお風呂に入るという赤ちゃんも増えています。
体が温まりホッと安心すると眠くなりますもんね。
昼と夜の区別をしっかりつけることはこれから大きくなっていく赤ちゃんにとって、とても大事な事ですね。
安心感を持ってもらう
赤ちゃんにとって一番安心するのが大好きなお母さんの傍にいることです。
意味も分からず泣いているとイライラしてしまうのは分かりますが、母親がイライラしていたり落ち込んでいるのは自然に子供に伝わってしまいます。
大きくなると子供との触れ合いの時間は確実に減っていきます。
傍で寝ているのを見守ってあげたり、思いっきりギューッと抱き締めてあげれるのは今この時期の特権です。
睡眠不足で疲れが出たり、イライラしてしまうかもしれませんが泣いている時は優しくトントンしたり、抱き締めてあげるのが良いですよ。
お母さんの温もりを感じ取ると、赤ちゃんは安心します。
寝言泣きかどうかを判断する
私たちも夢を見るように赤ちゃんも夢を見ます。
赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしていませんか?
寝言泣きの場合は数分様子を見ていたらすぐに落ち着きます。
それを知らずに抱き上げたり、あやしてしまうと完全に覚醒してしまいます。
せっかく寝ている赤ちゃんをお母さんが起こしている状態になってしまうんですね。
なので少し様子を見て、それでもずっと泣いている様子なら抱っこしたり、声をかけてみて下さい。
寝る前の習慣を作る
私は寝る前にストレッチをします。
そんな感じで皆さんそれぞれ寝る前に習慣でやっていることがあるはずです。
赤ちゃんにもそんな習慣を作ってみましょう。
先ほどあげたように、寝る前にお風呂に入る事も習慣になりますよね。
それ以外に絵本を読む、落ち着いた音楽をかける等、何でも良いんですが赤ちゃんが「今から寝る」と自然に分かるような雰囲気作りはとても大切です。
そんな習慣があることで自然と生活リズムも整ってきます。
生活リズムが整えば睡眠時間も自然と長くなりますよ。
確かに寝る前の習慣を決めておくのは良いかもしれない。
読者
その習慣があると心も体も落ち着いて、自然と寝る体制に入れるもんね!
筆者
まとめ
赤ちゃんが泣く理由は様々ですが、お腹は空いてないか、オムツは汚れてないか、室温は適温か、もしちゃんとした原因があるなら不快感を取り除いてあげるのが一番ですね。
理由が分からないようなら傍で背中をトントンしてみたり、お母さんが近くにいるということを分かってもらいましょう。
また、どこか体調が悪かったり、風邪をひく前などは私たちと一緒でシンドかったりします。
熱はないか、鼻水等は出ていないか確認してみましょう。
何をしても泣き止まず、いつもと泣き方や泣き声のボリュームが大きかったりすると何か違う病気が隠れている可能性も考えられます。
そういった時は、かかりつけの病院の先生に相談することをオススメします。
子供の夜泣きや寝ぐずりで悩んでいるお母さんは多いですが、一生続く訳ではありません。
ですが我慢をする必要もないです。
旦那さんに頼んだり、実家が近い方は両親に頼むのも1つの方法です。
子育ては1人でするものではないので、抱え込まず周りの人に甘えて頼って、楽しく子育てしていきましょう!