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3歳でしゃべらない8つの原因。正しい対処法と支援ツールを紹介!

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子供が3歳になると、感情もたくさん出してくれるので親としても嬉しくなりますね。

でも嬉しい気持ち一杯の反面、心配なことも増えてきます。

例えば、”子供が3歳になったのに話をしない”などでしょうか。

親としても、

「3歳なのにうちの子、まだおしゃべりしないわ?」

と焦る気持ちも出てきてしまいますね。

そこで今日は「3歳になってもおしゃべりしない8つの原因。正しい対処法と支援ツール!」について書いていきたいと思います。

3歳児の言葉はどのぐらい発達しているの?

早く原因を教えてほしいわ。

友人

焦る気持ちは分かりますが、本題に入る前に。

一般的に、3歳になると、言葉はどのぐらい発達するものなのか。

見てみましょう。

日常生活に関する言葉は、3歳でほぼ完成すると言われています。

筆者

3歳になると、だいたい、500~1,000語、話せるようになります。

  • 大人と会話できるようになる
  • 相手の目を見て話せるようになる
  • 「ぼく」「わたし」など、主語が使える
  • 助詞が使えるようになる
  • ごっこ遊び等で、言葉のやり取りができるようになる

これはすごいね!

ひつじー

3歳になると、以下の項目がしっかり発達してきます。

  • 時間の概念が理解できるようになる
  • 表現力が豊かになる
  • 物事の概念(カテゴリ)が形成される(動物、植物、数字、色、形、等)
  • 複雑な言葉を獲得できるようになる

結果、言葉の発達も急速に、質も量も爆発的に増えるのです。

筆者

1.「3語文」が使えるようになる。

「3語文」とは、意味のある3つの言葉を並べた言葉です。

  • 主語+述語+目的語
  • 相手+目的語+要求

なんか、英語の教科書みたい。

ひつじー

「大きい、パンの、お皿。」

「ママ、おやつ、ちょうだい。」

上記のような話し方ができるようになるのです。

「ママ」や「ブーブー」しか言わなかった時期と違い、もう、お母さんの通訳なしで、色んな人とお話ができますね。

筆者

2.場面に合わせて挨拶ができるようになる。

時間の概念が分るようになるためです。

時間に合わせて「おはよう」、「こんばんは」等。

自分で挨拶の言葉を選べるようになります。

挨拶は社会生活の基本だね。

ひつじー

昨日、今日の出来事、明日の予定について理解できるようになるのも、3歳児の特徴です。

また、簡単な質問なら返答できるようになります。

  • 名前を呼ばれたら返事するようになる。
  • 「何歳?」と聞かれたら「3歳!」というように答える。
  • 「今日はどこへ出かけてたの?」等、人に質問する。

「言葉のキャッチボール」ができるようになるのですね。

筆者

数字の概念もできるので、声に出して、ものの数を数えるようにもなりますよ。

だから、「3歳!」って答えられるんだね!

ひつじー

3.形容詞がわかるようになる

形容詞とは「大きい」「小さい」「長い」「短い」といった言葉のことです。

3歳になると50個ぐらい形容詞を使えるようになります。

「高い」「低い」の概念も分かるようになりますよ。

筆者

「○○ちゃんの方がケーキが大きい!」など、言い出すようになります。

これは、喧嘩になっちゃうかもね。

ひつじー

形容詞が理解できることで、反対語も言えるようになります。

例:「大きい」の反対は「小さい」!

3歳になると、言葉だけで反対語を返せるようになるのです。

4.簡単なものの説明ができるようになる。

  • 大人「コップってどんなもの?」
  • 子供「飲み物を飲むのに使うもの!」

上記のように、3歳児は簡単な質問に答えられるようになります。

「どうしてなの?」という質問に「○○だからだよ!」と答えてくれるようになったり。

言葉の表現も具体的かつ複雑になります。

例:「このぬいぐるみ、フワフワで気持ちいい!」

「長語文」(たくさん言葉を繋げた文章)で話すのが、どんどん得意になります。

子供との会話が楽しくなりますね。

3歳って、言葉の発達だけでも本当にすごいんだね!

ひつじー

他にもありますよ。

筆者

  • テレビやコマーシャルの言葉を真似る
  • 大人の言葉を真似る

親の口癖が移ったり、悪い言葉を覚えたり、言葉を真似してふざけたりするようにもなります。

どこであんな悪い言葉を覚えたのかしら?って思うことあるわ。

友人

「3歳になってもしゃべらない」場合は、早く相談を!

「3歳でしゃべらない」といっても、内容は色々です。

  • 言葉が全く出ない
  • 片言、単語しか話さない(3語文を話さない)
  • 意味のある言葉が出てこない
  • 発音が不明瞭で聞き取りにくい

3歳になると、日常生活に困らないぐらい言葉が発達するんでしたね。

筆者

3歳で言葉がおかしい。」と感じたら、早く相談に行ってください!

すでに、専門的支援が必要なケースが多いからです。

様子を見る、放っておくは絶対にダメです!

筆者

相談先を具体的に挙げましょう。

地域の保健センター

3歳児健診を実施している保健センターに行きましょう。

一番の相談窓口は、やっぱり、保健センターですね。

筆者

「言葉の発達」の相談は、3歳児健診の時がベストですが、別の日に相談しても大丈夫です。

保健センターでは、子供の「言葉の発達」に関する相談を随時受け付けています。

  • 小児科医
  • 歯科医師
  • 保健師
  • 言語聴覚士
  • 心理士

各種スペシャリストが在籍しています。

言葉の遅れについて、別途、相談の時間を取ってもらえたり。

専門の医療機関を紹介してもらえたりもしますよ。

5歳児検診を実施していない自治体の場合、3歳児検診は、言葉の遅れを発見する最後のチャンスです。

筆者

児童相談所

これは、敷居が高いわ・・・。

友人

児童相談所は、0歳~17歳までの子供の、様々な問題について相談に乗ってくれます。

近年問題の、虐待の相談だけじゃないんだね。

ひつじー

医師、児童福祉司、保健師、児童心理司、言語聴覚士。

保健センターと同じく、児童相談所には、子供に関するスペシャリストがたくさん在籍しています。

  • 子供に合った支援を考えてくれる
  • 発達に関する検査を受けられる

面談を通して、適切な方策、また、専門の相談機関につないでもらえます。

児童相談所で発達や心身の障害の相談をしようと思ったら、かなり待たされる所が多いようです。

筆者

子育て支援センター

子育て支援センターは、厚生労働省の通達に基づく施設です。

筆者

18歳未満の子供とその家族を対象に対応しています。

保健センターと同じく、言葉の遅れについての相談に乗ってくれます。

保健師、保育士、言語聴覚士、ケースワーカーが在籍、対応しているところが多いようです。

子供の言葉に関しては、特別な相談や、教室を設けたりしてる所もあるみたいですよ。

筆者

その他、身近な専門家に相談するのも良いでしょう。

  • かかりつけの小児科の医師
  • 保育園の保育士
  • 幼稚園の先生

いずれも、たくさんの子供に接しておられます。資格を取るのに勉強して、正しい知識をお持ちですからね。

筆者

早く相談して、早く原因と子供の言葉の状況を把握しましょう。

親御さんのモヤモヤした気持ちが晴れます。

子供の成長の見通しも持てます。

早期に介入すれば、子供の言葉の問題も、短時間で解決できるはずです。

放っておいたら、困り感がどんどん多くなっていくだけです。

筆者

3歳でしゃべらない、言葉が出ない原因

育児疲れを解消する方法は?育児疲れの原因や解消方法を徹底解説!

3歳でしゃべらない、言葉が出ないのは、重大な問題が隠れているケースが多いこと。

早く相談しなければならないことがわかりました。

それでは、3歳でしゃべらない、言葉が出ない原因は何でしょう?

具体的に見ていきましょう。

発達障害、知的障害

うちの子、3歳になってもしゃべらないわ。自閉症かしら?

友人

発達障害については近年、メディアで頻繁に取り上げられていますね。

「言葉の遅れ=自閉症」と真っ先に連想するお母さんも多いです。

発達障害は先天性の中枢神経の機能障害。

同じく、先天性の中枢神経の障害である知的障害でも、言葉の遅れが生じます。

発達障害も知的障害も、生涯にわたる障害です。

筆者

それぞれ、見ていきましょう。

発達障害

発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達の偏りによって生じる障害です。

低年齢のうちから、障害の症状が現れます。

単に「発達障害」という場合は、知的障害を合併していないものを指します。

筆者

狭義では、下の3つに分類されます。

  • 自閉症スペクトラム障害
  • ADHD(注意欠如多動性障害)
  • 学習障害

いずれかの障害を単独で持っている人、合併している人、色々です。

筆者

「言葉の遅れ」が関わっているのは「自閉症スペクトラム障害」です。

「自閉症スペクトラム障害」を持つ人は、以下の特徴があります。

  • 言葉、コミュニケーションの発達の遅れ
  • 社会性、対人関係の障害
  • 行動や興味に偏りがある

逆に、ADHDの人は、おしゃべりが過ぎる人もいるそうですよ。

筆者

「自閉症スペクトラム障害」があると、言葉にはどんな特徴が出るのでしょうか。

  • 言葉を全く話せない
  • 反響言語がある(他人の発した言葉を、そっくりそのまま発声する)
  • 名前を呼んでも反応しない
  • 言葉の抑揚、声の質、大きさが特徴的
  • その場にふさわしくない発言をする
  • 独り言が多い

言葉を話せる子であっても、言葉のコミュニケーションの成立が困難です。

「自閉症スペクトラム障害」の人たちは、言葉を意味のあるものとして認識しにくいのです。

筆者

3歳でおしゃべりしないと心配なお子さん、上記の特徴以外に、

  • まだ、2語文が出てこない
  • 視線が合わない
  • クレーン現象(何かをしてほしい時、近くの人の手を引っ張って目的の所へ持っていく。)
  • 逆さバイバイ(手のひらを自分の方に向けてバイバイと手を振る)

という言葉の特徴、行動はありませんか?

もしあるなら、早く医療機関を受診してください。

近年、「自閉症スペクトラム障害」の診断精度は上がっていて、3歳で確定診断できるそうです。

筆者

発達障害は、幼少期に全て見つかるとは限りません。

大人になってから困難を生じて診断に至るケースもあります。

ADHD、学習障害、また、知的、言語発達が正常な自閉症スペクトラム障害も、学校生活(集団生活)に入るまで気づかれないことが殆どです。

知的障害

言葉が出ない原因で、一番多いのは知的障害と言われています。

知的障害は以下のように定義されています。

  • 障害が18歳まで(発達期)に現れていること
  • 日常生活(金銭管理、歩行、着替え、食事等)の適応行動が年齢相当より明らかに低いこと
  • 知的機能(読む、書く、計算する等)に制約があること

知能検査を行い、IQ(知能指数)が70以下であることが診断の目安とされています。

知的障害の原因は色々です。障害の程度も重度から軽度まで個人差があります。

筆者

知的障害の特徴が現れる時期は、知的障害の重症度、原因によって異なるようです。

いずれにしても、知的障害があると、言葉の理解、話すこと共に遅れが生じます。

知的障害による言葉の遅れも、乳幼児期に現れることが多いみたいよ。

ひつじー

知的障害では、認知機能全体に遅れが生じています。

言葉の遅れが生じるのは、シンボル機能(あるものを象徴として見立てる能力)の発達が弱いためだそうです。

耳鼻咽喉科系の疾患

3歳でおしゃべりしない原因に、耳鼻咽喉科系の疾患が関わっていることもあります。

難聴

言葉は耳から聞いて獲得するものです。

難聴があるとおのずと、言葉の遅れが生じます。

これは一番わかるよね!

ひつじー

  • 聞き返しが多い
  • テレビの音が大きい
  • 声が大きい
  • 大きな音がしてもびっくりしない
  • ジェスチャーで自分の意志を伝えようとする

難聴がある子供には、上記の特徴が現れます。

難聴も種類があります。

筆者

1.伝音難聴

  • 耳垢が詰まっている
  • 中耳炎
  • 中耳に奇形がある

外耳、中耳の問題で生じる難聴です。

伝音難聴の場合は、耳垢を取る、手術をする等で聴力を改善できます。

2.感音難聴

耳の奥にある「蝸牛」と呼ばれる部分が問題で起きる難聴です。

「蝸牛」は音のセンサーの役割をしているんだよ。

ひつじー

  • 先天性のもの
  • 突発性のもの

いずれも、治療が難しいと言われています。

感音難聴だからと絶望しないで!人工内耳が有効なケースもあります。

筆者

そもそも、難聴は発見が難しいのです。

新生児聴覚スクリーニング検査でも、軽度、中等度の難聴の場合、「問題なし」で通過するケースが多いようです。

診断できる病院も少ないって言いますね。

筆者

日常のお子さんの様子を見て、「聞こえにくい、聞こえてないのではないか?」

気付いたらすぐ、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

難聴が原因の場合、早く発見して補聴器を使ったり言語指導を受けたりすると、言葉は必ず発達します。

滲出性中耳炎

中耳炎は耳がすごく痛いし、聞こえにくくなるよね。

ひつじー

そうですね。滲出性中耳炎は、普通の中耳炎とはちょっと違うんですよ。

筆者

滲出性中耳炎は、鼓膜の奥の「中耳」に浸出液がたまる病気です。

最近、小学校ぐらいまでの小さいお子さんに増えています。

  • 痛みがない
  • 耳が詰まっている感じがする
  • 聞こえにくい(難聴)

滲出性中耳炎は、痛みがないため、小さいお子さんだと症状を自覚できないことが多いようです。

  • テレビの音が大きい
  • 大きな声で話す
  • 呼んでも振り向かない、返事しない
  • 子供が自分の耳に頻繁に手をやる
  • 鼻炎、風邪が長引いている

お子さんの様子をよく見て、上記の症状、行動があれば要注意です。

滲出性中耳炎は、耳鼻咽喉科で適切に治療すれば完治します。

構音器官の疾患

構音器官とは、口、舌、顎、歯、唇、咽頭など、声を発するのに働く器官の総称です。

構音器官に問題があると、イントネーション、リズム、発音、話す速さが不自然になります。

言葉を「発する」ことに問題が出てくるのですね。

筆者

  • 口唇裂・口蓋裂
  • 舌小帯短縮症(舌の裏側のひだが短い)
  • 声帯麻痺
  • 気管切開をしている
  • 怪我や病気で構音器官を損傷している

手術、装具の使用、言語訓練で治癒、症状の改善、軽減を試みます。

構音器官が原因のものだけでなく、発音に問題を生じていることを総称で「構音障害」と言います。

筆者

子供の構音は、3歳で母音が、5~7歳で子音が完成すると言われています。

  • サ行の発音がタ行に置き換わっている
  • 特定の音がうまく発音できない
  • 日本語にはない音を発声している

3歳ならまだ様子を見て大丈夫ですが、4歳になっても上記の症状があるようなら受診しましょう。

専門家による訓練、療育が必要です。

吃音

吃音とは、話し言葉が滑らかに出ない障害です。

これも、言葉を発する方の障害なんだね。

ひつじー

多くは2~4歳までに発症すると言われています。

幼児期に発症する吃音は「発達性吃音」と呼ばれ、原因はよく分かっていません。

吃音の9割はこの、「発達性吃音」だそうです。幼児期に発症し、少しずつ進行するのが特徴です。

筆者

  • 音を繰り返す(例:ワワワワワタシ)
  • 音を伸ばす(例:ワータシ)
  • 言葉が詰まる(例:・・・ワタシ)

何といっても発達期の子供。

成長過程の一時期に、上記のような話し方をすることもあります。

吃音が障害によるものであっても、自然治癒するケースがありますが、やはり、早期に治療を始めた方が良いと言われています。

言語障害

言葉には「理解」と「表出」の2つの側面があります。

言語障害とは、下記の症状がある状態を指します。

  • 言語を適切に理解できない(言語機能の障害)
  • 言語を適切に表現できない(音声機能の障害)

「構音障害」「吃音」は「音声機能の障害」に入ります。

筆者

つまり、言語障害とは、

  • 言葉を理解できないために話せない
  • 言葉を理解しているのに話せない

という状況にあるということです。

「言葉を理解しているのに話せない」のは、「音声機能の障害」に当たりますね。

筆者

3歳のお子さん、どのぐらい言葉を理解できていますか?

「3歳児の言葉はどのぐらい発達しているの?」でも書きましたが、

  • 物事をカテゴリーで理解できる(色や形、数、挨拶する、動物や植物等)
  • 形容詞が理解できる、使える(大きい、小さい、等)

まだ、上記の理解ができていない様子なら、受診して調べましょう。

眼科系の疾患

え!目の問題で、しゃべらないっていうことがあるの?!

ひつじー

子供は何でも、大人や周りの人を目で見て真似ます。

言葉についても、話をしている大人の口の動きをしっかり見て、真似ることで獲得するのです。

  • 弱視
  • 斜視
  • 結膜炎(ウイルス性、感染性のもの)
  • 先天性白内障(生まれつき水晶体が濁っている)
  • 鼻涙管閉鎖症(目から鼻に涙が流れる管が詰まっている)

上記に挙げたものが、言葉の発達に影響する、主な目の病気です。

小児科や眼科で適切な治療をしましょう。

ちゃんと言葉が出るようになりますよ。

言葉を充分に吸収していない

近年は、子供が言葉を聞く量、質、ともに減っています。

そうなんだ。共稼ぎが増えてからかな?

ひつじー

それもあるみたいですね。

筆者

子供が言葉を話せるようになるには、まず、たくさんの言葉を聞く必要があります。

  • お母さんや家族があまり話しかけない
  • 公園など、外で遊ぶ機会が少ない(他の子供と触れ合う機会が少ない)
  • 早口で一方的に話してしまう

上記の状況に置かれている子供は、頭の中に取り入れる言葉の量が少なくなってしまいます。

必然的に、言葉を発する方も遅くなるのです。

「話し言葉」はまずインプット、それからアウトプットなんだね。

ひつじー

コップを想像してみてください。

コップが「子供」、コップに入れる水が「言葉」。

コップ(子供)に水(言葉)がいっぱい入ってくると、いずれ、溢れ出しますね。

水(言葉)が溢れ出す時、それが、「言葉を発する時」なのですね。

筆者

子供の置かれた環境の問題

子供の言葉の発達には、子供が置かれた環境も深く関わっています。

この頃は、子供が聞く言葉の量、質、ともに減ってるんだったね。

ひつじー

何でもやってもらえる環境にいる

自分が何も訴えなくても、お母さんや周りの大人が先に気づいて、全部やってくれる。

こりゃ、楽だね。

ひつじー

しかし、子供の言葉を促すには、不適切な環境です。

子供が言葉を発するチャンスを奪っているのです。

  • 「どうしたの?」と大人の方から聞くようにする
  • 「ママ、おもちゃ、取って!」等、子供が自分から言い出すのを待つ

大人はあえて気づかないふりをしたりして、子供が言葉で要求するように持っていきましょう。

家族の構成人数

近年は核家族化が進んでいます。

おじいちゃん、おばあちゃんがいない。

両親は共稼ぎで帰宅が遅い、兄弟姉妹も少ない。

家で子供に関わっているのは実質、お母さんだけ。

人間の数が少ないと、それだけ、聞く言葉の量も減りますね。

筆者

兄弟姉妹で何番目の子供か、も、言葉に影響します。

上の子は言葉が遅く、下の子は言葉が早い。下の子の方が、良くおしゃべりするって言いますよね。

筆者

子供が双子や三つ子(多胎児)の場合、言葉が遅くなる傾向があります。

多胎児は「お互い通じ合うものがあるから、言葉は必要ない」等の説もありますが。

本当のところは、多胎児はどうしても早産になったり、小さく生まれてしまい、発達が全体にゆっくりなことが原因のようです。

多言語にさらされる環境

  • 転勤族で外国で育った
  • 両親が国際結婚

上記のような環境を「バイリンガル環境」と言います。

一般的に、「バイリンガル環境」で育った子供は、言葉が遅れると言われますね。

バイリンガルやトライリンガルになれて、うらやましいって思うけど、必ずしもそうじゃないんだね。

ひつじー

  • 子供の脳にインプットできる言葉の量には限界がある
  • モノリンガルよりもたくさんの言葉を覚えなければならない
  • 母国語が何か、分らなくなる

色々な説が飛び交っていますね。

2か国語以上獲得できたのに、いずれの言語も浅くしか使えない(セミリンガル。文法がおかしい、単語数が少ない)、というケースもあるようです。

バイリンガルの人の中には獲得した多言語を混ぜて使う人がいるって言いますね。

筆者

しかし、最近の研究では、「バイリンガル環境」にある子供が「言葉の遅れ」を生じることは少ないと解明されています。

外国語教育を受けさせている

子供が「バイリンガル環境」にない場合、小学生までは1つの言語で育てる方が良いと言われています。

特に、言葉の遅れがあるお子さんはまず、日本語(母国語)の修得に力を入れた方がいいでしょう。

ベビーサイン

ベビーサインとは、生後6ヶ月頃から使える、まだ話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーでお話しする育児方法です。

筆者

近年人気ですが、ベビーサインは言葉を使いません。

過剰に使い過ぎると、言葉の遅れを招きます。

言葉を習得する時期になったら、ベビーサインは卒業した方がいいかもしれませんね。

環境は、子供の言葉の発達に重要な要素です。幼稚園や保育園に通いだした途端、おしゃべりをし始めたというケースも多いみたいですよ。

筆者

受け身のコミュニケーション

言葉は、コミュニケーションのツールです。

言葉のキャッチボール!相互的にやり取りできてこそ、だね!

ひつじー

言葉を一方的に「聞くばっかり」では、子供の言葉に遅れが生じてしまいます。

子供は常に動き回り、何をするかわかりませんから目が離せません。

1分でもいいから、子供だけで静かにしてほしいと言うお母さんの気持ちは、昔から変わりません。

そうそう、私も小さい時、幼児番組やアニメを見て過ごしてくれていると、静かでありがたいって言われましたよ。

筆者

  • TVやDVD
  • パソコン
  • スマートフォン

近年、忙しい親御さんも増え、動画を観るのに便利なツールも増えました。

スマホ育児って問題になっているね!

ひつじー

一日中、テレビや動画を見せているようなこと、していませんか?

テレビや動画は言葉の量、情報の量が多いです。

一見、子供の言葉の発達を促すように思いますが、実際は、聞いているだけの「一方的なコミュニケーション」であり、逆効果です。

テレビや動画の時間は1日2時間程度、と決め、周りの人とリアルなコミュニケーションの時間を増やしましょう。

近年は昔に比べて、言葉の遅い子供が増えているそうです。テレビやDVD、スマートフォン等も一因と言われています。

筆者

人に対する恐怖心がある

親以外の人と、お話しするのに恐怖心があって、言葉が出なくなる子供もいます。

怖がりさんだね。恥ずかしがり屋さん、って場合もあるかもね。

ひつじー

怖がりさん、恥ずかしがり屋さんの子供を、突き放すのは逆効果です。

  • 子供の気持ちに寄り添う
  • 親と距離が開いても大丈夫、という気持ちを養う
  • 成功体験を積ませる
  • 得意なことを伸ばす

上記のように接すると、子供は自ら行動範囲を広げ、積極的におしゃべりするようになりますよ。

不安や恐怖で話せなくなる疾患に、「場面緘黙症」があります。

筆者

家では普通にしゃべるのに、幼稚園や保育園では全くしゃべらない、等。

特定の場面、状況で全く話せなくなる「場面緘黙症」という疾患があります。

  • 2~5歳頃に発症する
  • 症状が非常に強い
  • 何年たっても症状が改善しない
  • 行動面、学習面では問題がない

単純な「人見知り」とかではないんだね。

ひつじー

「場面緘黙症」を抱える子供は、言葉の発達が遅れるケースが多いようです。

筆者

「場面緘黙症」は原因不明、治療法も確立されていません。

一番大切なのは「家庭や学校(幼稚園、保育園)が協力して子供が安心できる環境」を作ることです。

まずは専門家に相談。それから、「場面緘黙症」であることを周りの人に理解してもらうよう、動きましょう。

筆者

本人の個性

もちろん、3歳児にも個性はあります。

よくしゃべる人、寡黙な人。大人だってそうだよね。

ひつじー

3歳ぐらいだとまだ、個人差も大きいですよね。

言葉については、

  • 一般的に、男の子より女の子の方が言葉が早い
  • 話すことが好きでない
  • じっくり物を考えるタイプである
  • 早生まれのため、同級生など周りの子供と比べると言葉が遅い

話し始めはゆっくりだったけど、ある時から急に言葉が伸び出した、ということもあります。

子供の個性と認め、じっくり待ってあげましょう。

「3歳なのにしゃべらない」場合の適切な対応

3歳になってもしゃべらない原因を8つ、紹介しました。

まだ3歳、もう3歳、発達もかなり進んでいます。

個性では済まないことが多くなるのがよくわかりました。

「3歳なのにしゃべらない」お子さんには、日常生活、社会生活での困難を軽減するために「療育」、「支援」を受ける方法があります。

実際に支援、療育をする場合は勝手な判断でしないで!必ず、医療機関で相談、診断を受けてから行って下さい。

筆者

専門家による支援、療育

療育施設(療育センター、発達支援センター等)に通って、専門家から直接、支援、療育を受ける方法です。

  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 臨床心理士
  • 教育関係者

医師以外の専門家が子供の発達の支援をするのです。

もちろん、医師の診断のもと、医療と連携して行われるのですよ。

筆者

それぞれの専門領域の立場から、子供の課題を分析し、適切なトレーニングを行います。

病院よりじっくり時間をかけて子供に関わってもらえるというメリットもあるみたいね。

ひつじー

そうですね。あと、幼稚園や保育園より少人数なのもメリットですね。

筆者

子供の言葉の療育は、2~3歳は作業療法、4~5歳から言語療法を受けるというのが一般的なようです。

作業療法

障害のために日常生活が困難な人に対し、リハビリを行う専門家、作業療法士が行います。

主に、細かい作業を行って目で情報をとり込み、手先を自由に動かせるように訓練します。

  • 衣服の着脱
  • 姿勢を保ち続ける
  • お箸を持つ練習をする
  • はさみを使って作業する
  • 塗り絵、迷路に取り組む

言葉の発達とは、一見関係ないような内容の気がするんだけど?

ひつじー

いえいえ。子供の好きな遊びを通して、大人の助けが必要な時に、「助けてほしい。」という意志を伝える練習をするのです。

遊びを通して、子供のしゃべりたいという気持ちを引き出すのですね。

筆者

言語療法

口の操作、脳機能、聴覚の専門家である言語聴覚士が行います。

  • 発声練習
  • 質問の受け答えの練習
  • 絵カードのやり取りをする
  • 意志を伝える「サイン」を学習する
  • 文字を学習する

子供の特性に寄り添って療育内容を選択されます。

意味の深いコミュニケーションができるように、訓練、練習をしていくのです。

療育っていうけど、なんか、遊んでるみたいに見えるわ。

友人

療育で行う活動には、全て意味があるんですよ。疑問を感じたら、どんどん質問しましょう。

筆者

家族が出来る支援、療育

療育や支援は、家庭でも行えます。

療育施設に通っていても、引き続き、家庭で取組むべきと言われていますね。

筆者

しかし、療育や支援の専門的知識を持っている親御さんは殆どいないでしょう。

療育機関の専門家や医師から、家庭で取り組める療育、支援方法を教わって行うのが鉄則です。

でも、親として、子供の言葉の成長を妨げないように気を付けてあげたいですよね。

筆者

  • 子供に積極的に話しかける
  • 夫婦の会話を増やす
  • ゆっくり、短い言葉で子供に話しかける
  • 子供に話しかける時は笑顔で
  • 子供が興味のある分野、よく見ているテレビ番組の言葉を使って話す
  • 子供が話しそうな時は、妨げずに待つ
  • 子供が言葉を発したら、反応する(少しオーバーな反応が良い)

おおらかな気持ちで、子供の語彙を増やすよう、話すことは楽しいと、子供が思えるように接してあげましょう。

話し言葉に代わるツールを使う

口から言葉を発するのが難しい、無理、という場合。

「話し言葉」にこだわらず、支援ツール、代替手段を使う方法があります。

手話

「手話」は、最も知られているでしょう。

聴覚障害の人たちが使っているね。

ひつじー

  • 手指動作(手、指、腕を使う動作)
  • 非手指動作(視線、首の傾き、顎の出し引き等、顔の部位の動き)

上記の2つが重要な要素となります。

「非手指動作」で受身、使役、命令、疑問文等、文法的な意味を持たせるのです。

「手話」は指文字とは全く別のものです。

一つの動作の中で、名詞、形容詞、動詞等を現していくのです。

手話は世界共通ではありません。日本の中でも「方言」があって西日本と東日本で異なるそうです。

筆者

マカトンサイン

「マカトン法」というコミュニケーション方法があります。

聴覚障害、知的障害、自閉症を抱える人たちを対象に考案されました。

「マカトン法」には、3つのコミュニケーション方法があります。

  • 言葉による会話
  • 手話のような動作によるサイン
  • 線画によるマークやシンボル

そのうち、「手話のような動作によるサイン」を「マカトンサイン」と言います。

手話のような動作で、意思表示をするのですよ。

筆者

「マカトンサイン」はジェスチャーや日常動作によく似た、非常にシンプルなサインです。

  • 単語が少ない
  • 動作が簡略化されている(一つの言葉を1つの動作で表現する)

「手話」や「ベビーサイン」より覚えやすいものになっています。

体が不自由な人、知的障害がある人にとっても分かり易く、サインを出しやすいのです。

具体例を上げましょう。

  • 自分を人差し指で指す→「私」
  • 右手の人差し指で左の鎖骨をさする→「トイレ」
  • 丸いハンドルを握って回す動作をする→「車、バス、トラック」

実は、手話よりもマカトンサインの方が普及しているらしいですよ。

筆者

絵カード

絵カードは、非常に手に入れやすく、使いやすいツールでしょう。

パソコンなんかで手作りしてもいいね。

ひつじー

写真を使ってもいいんですよ。

筆者

例:服のイラストの下に、ひらがなで「きがえ」と書かれている。

イラストと、イラストに書かれれているものの名前、イラストに関わる動作を文字で書かれています。

  • 絵カードを示して、自分の要求を伝える
  • 絵カードを本人に見せて、指示を伝える

上記の使い方が一般的です。

言葉の遅れのある子供さんに、絵カードを使って、発達を促すという方法もあるみたいです。

筆者

PECS(ペクス)

PECS(ぺクス)は「絵カード交換式コミュニケーションシステム」の略称です。

自閉症を抱える人たちのコミュニケーション法として開発されました。

45x45mm から 25x25mmのサイズの、小さい絵カードを使って、コミュニケーションするのです。

さっきの絵カードに似てるね。

ひつじー

そうですね。いくつかの絵カードを組み合わせて、長文のコミュニケーションも可能だそうですよ。

筆者

PECS(ぺクス)を使うには、段階を追った学習が必要です。

  • 1.コミュニケーションの仕方
  • 2.色んな場所へ移動しながら絵カードを使う
  • 3.2枚以上の絵カードから、自分が伝えたいことに合った絵カードを選ぶ
  • 4.文章の構成、形容詞、動詞などを覚え、言葉を増やす
  • 5.相手の質問に絵カードで答える
  • 6.「これは何?」等の質問に答える、述語を覚える。

PECS(ぺクス)は、

  • 絵カード
  • コミュニケーションブック(絵カードを張っておくバインダー)
  • 文章バー(絵カードを数枚貼って文章にできるツール)

実にたくさんのツールが必要です。

持ち運ぶの、大変そうだね。

ひつじー

そうですね。また、PECS(ぺクス)のキットは市販されていますが、高額なのもデメリットですね。

筆者

タブレット端末

携帯電話の普及は、聴覚障害者と健聴者のコミュニケーションを円滑にしたと言われています。

メールの画面に文章を書いて、見せ合うのです。

筆者

スマートフォン、タブレット端末もずいぶん高機能で、普及してきました。

  • 絵カードをとり込んで使う
  • 支援アプリ(コミュニケーション、生活支援等)を入れて使う

コミュニケーションだけでなく、障害のある子供の学習支援にも使われる場面が増えましたね。

筆者

タブレット端末は、荷物としてもコンパクト。

その人に必要なものを、その人に合うように使って行けるのがメリットですね。

療育や支援は、その人の特性を生かして、その人らしく生活できるようにしよう趣旨のものです。

健常者に追いつかせよう、矯正しようというものではありません。

また、療育を受けて初めて、障害ではないと判明するケースもあります。

まとめ

3歳でしゃべらない。

おかしいと思ったら、早く医療機関を受診してください。

療育、支援を進められたら、積極的に受けて下さい。

学校生活、就職活動、就労。

放置しておいたら、子供の長い人生が躓きの多いものになりかねません。

受診も療育も支援も、「おかしい!」と思った時が始まりです。


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