指しゃぶりは止めさせたほうがいいの?指しゃぶりをする理由とその対策とは?

赤ちゃんの指しゃぶりってかわいいです。
小さい指で一生懸命チューチュー吸っている姿はなんともいえないですよね。
私の息子は生まれた瞬間から指をしゃぶっていました。
あの瞬間は、本当にかわいかったなぁ。
筆者
でも指をしゃぶることって、よくないって聞いたことがあるんだけど、なんでなのかな?
ひつじー
赤ちゃんの指しゃぶりはかわいいと感じる反面、子どもの成長とともにママの中には「指しゃぶりを止めさせたい。」と考えている場合もあります。
そこで今回は、
- なぜ子どもは指しゃぶりをするのか
- 子どもの指しゃぶりは止めさせるべきか
- 子どもが指をしゃぶることへの対策
について書きますね。
なぜ子どもは指しゃぶりをするのか
子どもの行動には必ず理由があります。
ですので、子どもの指しゃぶりにはなにかしらの理由があるのです。
理由については、赤ちゃんのころと、少し大きくなった子どものころとで少し違います。
では、どのように違うのでしょうか?
赤ちゃん(生後0ヶ月〜1歳になるまで)のころ
このころの赤ちゃんが指しゃぶりする理由は下の通りです。
- お腹が空いている
- 吸啜反応によるもの
- 自分の手を自分のものだと認識し始めている
- 歯の生え始めで歯がかゆくなっている
- 眠くてうとうとしている
- ママにかまってほしい
思い出した、私の息子は眠いときによく指しゃぶりをしてたわ。
特別止めさせることはしてなかったけれどね。
筆者
理由を見てみると、なんだかどれも赤ちゃんの成長には欠かせない感じがするね。
ひつじー
まだ言葉で自分の状態をママに伝えることができない赤ちゃんは、なにかしらの方法でママに自分の気持ちをアピールしようとします。
その手段の一つとして、指をしゃぶるのです。
たとえば、泣きながら指をしゃぶっていたらお腹が空いているのかな?
目がうつろな状態で指をしゃぶっていたら眠いのかな?など、赤ちゃんの気持ちを察してあげるといいですね。
赤ちゃん時代が終わった(1歳〜)ころ
この頃の子どもが指しゃぶりをする理由は下の通りです。
- 卒乳したばかりでママのおっぱいが恋しい
- 寝るときの癖になっている(入眠儀式になっている)
- 寂しくてたまらない
全ての理由に共通しているのが「寂しい」という感情になりますね。
私が幼稚園生のころ、友達が指をしゃぶっていて、なぜか先生に怒られていたけど、可哀想だったわ。
筆者
1歳を過ぎてからの指しゃぶりは、子どもの心理的な部分が関係しているような感じだね。
ひつじー
赤ちゃんの指しゃぶりとは違い、1歳を過ぎてからの子どもはママの愛情の部分が大きく関わっています。
このように、赤ちゃん時代と1歳を過ぎてからの子どもとでは、指をしゃぶる理由が違うことが分かりますね。
子どもの指しゃぶりは止めさせるべきか
なぜ子どもの指しゃぶりを止めさせなければいけないとママは考えているのでしょうか。
ママの声を拾ってみましたので、以下のコメントをご覧ください。
生後8ヶ月の娘がいます。
寝るときだけなのですが指しゃぶりをします。
指しゃぶりは出っ歯になると聞くので止めさせたいです。
5月で一歳になるのでその時に断乳しようと思っています。
その時に一緒に止めさせたいのですが…なにかいい方法はないでしょうか( ;∀;)(引用:yahoo!知恵袋)
1歳9ヶ月になる娘がいます。指しゃぶりをするのですが、どんな方法をとっても止めてくれません。
今は親指が吸いすぎて傷になってしまっています。
これを気に止めさせたいのですが何か良い方法はないでしょうか?(引用:yahoo!知恵袋)
2歳半になる子供がいるのですが、指しゃぶりをします。
歯が出っ歯になるので、止めさせたいのですがなかなか・・・
止めさせるには、どうしたらいいでしょうか。(引用:yahoo!知恵袋)
ご覧のように、出っ歯になってしまうことや指の吸いすぎで傷ができてしまっている、という理由で、指しゃぶりを止めさせたいと思っているママがいますね。
子どもの指しゃぶりについては、1歳になるまでは止めさせなくてもいいです。
なぜなら、最初に書いた通りですが、1歳になるまでの赤ちゃんのころは、指しゃぶりが成長に欠かせないものだからです。
指しゃぶりで出っ歯になるかどうかは、赤ちゃんのころはまだ歯が生え始めなので、関係ありません。
指の吸いすぎで傷ができてしまうことについては、赤ちゃんに時間を決めてミトンなどをつけてあげて対処しましょう。
また、指ではなくおしゃぶりを使うのもオススメです!
赤ちゃんの指しゃぶりは赤ちゃんにとって必要なもの!
だけど赤ちゃんの健康に関わるくらい悪化してしまうようであれば、かかりつけのお医者さんに相談してみよう。
ひつじー
しかし、1歳を過ぎると、心理的な部分が多く関係してきます。
1歳を過ぎても指をしゃぶっているようであれば、徐々に止めさせる必要がありますね。
では、どのようにして指をしゃぶることを止めさせたらいいのでしょうか?
子どもが指をしゃぶることへの対策は?
子どもが指をしゃぶってしまうことの対策は、指しゃぶりの理由をしっかり見極めて、子どもの気持ちを察することです。
対策は下の通りです。
1、子どもの話をしっかり聞く
子どもは本来、目立ちたがり屋でおしゃべり好きな子が多いです。
そして子どもはママに聞いてほしいことがたくさんあります。
それなのにママが「忙しいからあとでね」なんて突っぱねてしまったら、子どもの気持ちはどうなるでしょう?
きっと寂しいに違いありません。
どんなに忙しくても、まったく聞かないのではなく、耳だけでも傾けて相槌をうってあげましょう。
2、寝かしつけをしっかりする
子どもが寝る間際に指をしゃぶっていることは多いです。
入眠儀式が指しゃぶりになっているのです。
その場合その場合違う方法で子どもを寝かしつけるようにママがしっかり最後まで見守りましょう。
例えば絵本を読んであげたり、子守歌を歌ったり、子どもの手を優しく握ってあげたりするだけでも子供は安心します。
指しゃぶりをしなくても眠れるんだよ、ということをママの行動で示してあげるのも大切です。
筆者
3、子どもの好きなことを見つけて夢中にさせる
子どもが指しゃぶりをするすきもないくらい、夢中になれることを見つけてあげましょう。
子どもは好きなことに対する集中力がとても優れています。
手先を使う夢中になれることのほうがより効果的ですね。
指しゃぶりすることを忘れていき、気づいたら指しゃぶりしなくなった、ということがありますよ。
まとめ
今回は、
- なぜ子どもは指しゃぶりをするのか
- 子どもの指しゃぶりは止めさせるべきか
- 子どもが指をしゃぶることへの対策
について書きました。
そして、簡単にまとめると
- 年齢よって違いがあるけれど、子どもが指をしゃぶりことについては理由がある
- 年齢に応じて止めさせていく必要がある
- 子どもの気持ちに寄り添った対策を考えていく必要がある
と書きました。
子どもが指をしゃぶることには理由があり、1歳になるまでであれば止めさせる必要はないですが、1歳を過ぎたら少しずつ止めさせていく必要があります。
子どもの指しゃぶりについて止めさせることは、決して子どもに強要するのではなく、指しゃぶりをすることの理由をしっかりと見極めて、優しく止めさせていきましょう。
赤ちゃんの指しゃぶりについては、そんなに神経質にならなくていいのね。
筆者
大人だって、「癖」ってなかなか直らないよね。
子どもの癖になっている「指しゃぶり」も長期的な目で見て直していきたいね。
ひつじー
子どもが納得のいくような方法で、子どもの指しゃぶりが直るといいですね。