ハイローチェアはいつまで使えるのか?月齢別の使い方を解説

ベビー用品を選ぶ時って悩みますよね。
特に、赤ちゃんの時しか使いそうもないものや、お値段が高いものはついつい考えてしまうものです。
そんなベビー用品のひとつにハイローチェアがあります。
本当に必要なのか、またいつまで使えるのかということも疑問の1つです。
そこで、ハイローチェアについての疑問について調べてみました。
赤ちゃんの月齢別の使い方もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハイローチェアってどんなもの?
ハイローチェアはハイローラックやベビーラックとも呼ばれている、ベッドとしても使えるベビーチェアです。
高さ調整やリクライニング機能が付いていて、ママが楽な姿勢で赤ちゃんのお世話が出来ます。
さらに、電動または手動のスウィング機能が付いているので、赤ちゃんがぐずった時や寝かしつけなど育児のサポートもしてくれます。
キャスターも付いているので、ママの行動に合わせて移動も楽です。
便利そうだけど、使えるかしら?
あれば便利なハイローチェアですが、お値段は安くないので多くのママが選ぶ時に悩みますよね。
そこで、ハイローチェアの使い方を月齢別に見てみましょう。
月齢別!ハイローチェアの使い方
ハイローチェアの使用を考える時に、「そんなに長く使えないのかな?」「もし使わなかったらもったいないのでは?」と思いますよね。
それは、ハイローチェアがいつまで使えるのかわからないのですから当然の疑問です!
赤ちゃんの成長とともに、ハイローチェアの使い方がどのように変わってくるのでしょうか?
0カ月~3ヶ月頃まで
まだ首が座らない赤ちゃんは、泣いたときにだっこするしかありません。
赤ちゃんのグズリはママが忙しくても、待ったナシです!
そんな時には、ハイローチェアをフラットな状態にして、赤ちゃんを寝かせておく事が出来ます。
また、スウィング機能を使って少し揺らしてあげると、しばらくの間は家事ができます。
特に、2人目の赤ちゃんの場合、ママが上の子のお世話をしている時でも、両手が空いているので上の子に我慢をさせる事が減って便利ですね。
うちは上の子が赤ちゃん返りをしたから赤ちゃんをあやしながら、上の子を抱っこ出来るハイローチェアのおかげで助かりました。
1日のうちほとんどの時間を、寝て過ごしているこの時期の赤ちゃんがいるママには、ハイローチェアはとても便利なんです。
生後3ヶ月頃~寝返りをする5,6ヶ月
寝てばかりの赤ちゃんも、首が座って寝返りが出来るようになる前には、周りの事に興味を持ち始めるので、長時間同じ体制にさせていると飽きてしまってグズります。
そのため、ハイローチェアのリクライニングを少し起こしてあげると視界が変わって、機嫌が良くなる赤ちゃんが多いです。
お座りしながら寝てしまっても、リクライニングを倒せばいいだけなので便利です。
我が家では、私が1人で子供をお風呂に入れる時に、ハイローチェアを脱衣所に持っていきそこに座らせて、先に体を洗っていました。
キャスター付きのハイローチェアは移動が楽なので、赤ちゃんから目を話さず自分の事が出来るメリットがあります。
ここで注意する事があるよ!
ひつじー
寝返りする前の赤ちゃんでも、足をバタバタさせるだけでも体ががずれていきます。
少しの時間でも、ハイローチェアのキャスターのストッパーをかけて、赤ちゃんに安全ベルトをするのを忘れないようにしましょう。
5,6ヶ月~1歳頃まで
この頃の赤ちゃんは、寝返りが出来るようになります。
夜の布団に寝かせると、寝返りをしてどこまでも移動しています。
このように成長した赤ちゃんをハイローチェアに座らせると、身動きがとれず窮屈なのでグズルを通り越して大泣きします。
赤ちゃんのカラダの大きさにもよりますが、お昼寝でハイローチェアを使うことが出来るのは、1歳頃まででしょう。
ハイローチェアって1年しか使えないの?
お昼寝で使用するのは1歳ぐらいまでですが、テーブルが付いているので食事の時に使用できます。
ハイローチェアの高さを上げると、ダイニングテーブルと同じ高さになるので、家族で食事が楽しめますよ。
ハイローチェアはいつまで使えるの?
月齢別の使い方を見ていただいたように、ハイローチェアをお昼寝する時に使えるのは1歳ぐらいまでです。
赤ちゃんのカラダが大きくなって動きも活発になると、ハイローチェアに座るのを嫌がるようになります。
それでも、ペットを飼っていたり上にお子さんいるご家庭は、赤ちゃんを寝かせておくスペースを確保するためには、ハイローチェアはとても便利です。
1歳を過ぎた頃からの使い道は、おやつを食べたり食事をする時に赤ちゃんを座らせると、赤ちゃんに食べさせながらママも食事が出来ます。
これまでの事を考えると、ハイローチェアは生後0ヵ月から6ヵ月頃までが1番使用します。
そして、1歳頃からは食事以外にはあまり使わなくなって、最長でも3年ぐらいです。
ハイローチェアを選ぶ際には、3年という使用期間を目安にすると良いでしょう。
また、最初からハイローチェアが嫌いな赤ちゃんもいるので、まずはお試しでレンタルするのも一つの方法ですね。
やっぱりハイローチェアって便利ですね!
便利なことばかりじゃなくて不便な事もあるんだよ!
ひつじー
それでは、ハイローチェアのデメリットを考えてみましょう!
ハイローチェアのデメリットとは?
赤ちゃんをお世話するために便利なハイローチェアですが、いくつかのデメリットもあります。
買ってから後悔しないためにも、デメリットも頭に入れておくと良いでしょう。
値段が高い
ハイローチェアは電動タイプで4万円~7万5000円くらいで、手動タイプでは1万5000円~3万円くらいと、決して安いものではありません。
新品にこだわらないのなら、レンタルやリサイクルを考えてみてもいいのではないでしょうか。
置き場所に困る
キャスター付きなので移動は楽ですが、作りがしっかりしているハイローチェアはかなりのスペースが必要で、圧迫感もあります。
折りたたみできるハイローチェアもありますが、まずはお部屋の広さを考えて購入する事をお勧めします。
使用期間が短い
最長で3年くらいの使用期間ですが、実際には1歳を過ぎて自分で食べ始めるようになるとシートが汚れたり、食べかすが挟まって衛生面も気になるので、シンプルなチェアに買い換えるご家庭も多いようです。
ハイローチェアに限らず、使用期間が短いベビー用品は使ってみないとわからないというのが私個人の感想です。
わが家では、2人の子供にハイローチェアを使いましたが、1人目と2人目の歳が離れているので収納場所に困っていました。
出産したばかりの友達にあげようと思いましたが、お部屋にスペースがないと断られたので、結局5年の間、実家の納戸に置いてもらう事になり、その時は正直、「レンタルにすれば良かったかな」と思いました。
育児に便利なハイローチェアですが、その反面デメリットもあります。
あれば便利だけれど、コストがかかるハイローチェアを買うか買わないか、電動にするか手動にするのか悩むところですよね。
使用期間が短いハイローチェアを選ぶ際には、メリットとデメリットを視野に入れて検討してくださいね!
まとめ
赤ちゃんは、ゆりかごのようにゆらゆらと揺れるハイローチェアに寝かせると、気持ちよさそうに寝てしまいます。
また、機嫌が悪くて泣いていても、ハイローチェアに座らせるとなきやむこともあります。
でも、それは一時的なものです。
ハイローチェアに赤ちゃんの子守を任せることはできません!
赤ちゃんはママの抱っこが大好きです。
赤ちゃんとのスキンシップを大事にしながら、便利なベビー用品を使っていくとで、育児をが楽しめるポイントになると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。