育児疲れのピークはいつ?乗り切るための対処法について徹底解説!

可愛い我が子とはいえ手がかかる毎日の子育て。
理想どおりにいかないのが当たり前。
「ママなんだからもっとしっかりしなきゃ!」なんて気持ちばかり焦っていませんか?
気づかないうちに疲れを溜めてしまってることも…。
今回は育児疲れのピークはいつ感じるのか、対処法も含めてご紹介したいと思います!
育児疲れのピークっていつ?
子供を育てていると、
- 「いつも泣いてばかりで疲れてしまう」
- 「昼夜関係なくお世話をしてて寝不足」
- 「旦那が手伝ってくれない」
- 「家事と育児の両立が難しい」
などなど様々な問題に悩まされる時期が必ず訪れます。
子供の年齢や家庭環境によって悩みは様々。
そこでまずは育児疲れのピークだと感じるタイミングを月齢別、年齢別にご紹介します。
生後~6ヶ月
生まれたばかりの赤ちゃんに合わせて生活を送るこの時期は、慣れないこともあって疲れが溜まっていきやすいです。
赤ちゃんは昼夜の区別がついていないから夜中だろうがおかまいなし!
オムツ替えや授乳にてんやわんやの日々。
常に抱っこしていないと泣いてしまう子も…。
特に産後はホルモンバランスの変化が大きく、「うつ」になりやすいので要注意!
我が家に赤ちゃんがやってくることで張り切るママも多いと思いますが、理想どおりに上手くいかず「子育てに向いていない」などのマイナス思考に陥りやすいのがこの時期。
ママだって育児の初心者だから上手くできなくても当たり前!
筆者
あまり自分にプレッシャーをかけすぎないように「上手くできなくても当たり前」という心構えで気楽にしていた方が丁度いいのかもしれません。
6ヶ月~1歳
夜泣きしたり、寝返りうったり、ハイハイしたり、とにかく成長が著しく早いの子供です。
我が子の成長に喜びを感じると同時におちおち目を離すことができず、家事が全く進まなくてイライラして育児疲れのピークに。
そんな時はおんぶして家事をやってみましょう。
この頃には首がすわっているので、短時間でもおんぶしながら家事をすると驚くくらい進みます。
そして離乳食が始まるのもこの時期。
一生懸命作ったものでもおかまいなしに食べずに吐き出してしまうことも…。
時間を割いて赤ちゃんの為に作ったのに食べてくれないのは悲しいね。
ひつじー
テーブルや床まで汚れて毎回掃除が必要だったり…。これって結構ダメージでかいんだよね。
筆者
毎回赤ちゃんの為と思って丁寧に作るのも気持ち的に負担になるので、先輩ママや本、ネットに載っている離乳食のレシピを参考に手抜きをするのも一つの手です。
1歳~2歳
意味のある単語を話し始めたり、つかまり立ちから歩き始めるのもこの頃。
ママとパパが子供の成長に感動する瞬間が多いのもこの時期ではないでしょうか?
嬉しい反面歩き始めたことによって行動範囲が広がって、「ますます目が離せない!」なんて状況で育児疲れがピークに。
そして発達段階の一つとして物を落としたりして楽しむのもこの時期です。
食事中にコップを落としたり食べ物を投げたりして、「落とすとこうなる」「投げるとこうなる」というのを学んでいます。
さらにスプーンやフォークを使って自分で食べたがりますが、まだまだ不安定なのでボロボロ落として汚すことも…。
お行儀としては良くないですが、ママを困らせようとしてやっているわけではありません。
なのであまり深く考えずに、成長に必要なステップだと思って温かい目でみてあげましょう。
2歳~3歳
自分でできることが増え、ますます自我が出てきてイヤイヤ期のピークを迎える魔の2歳…。
お出かけしようとすれば「イヤ!」
お着換えさせようとすれば「イヤ!」
ご飯を食べさせようとすれば「イヤ!」
まさに名前の通りなんでもかんでも嫌がるんだね。
ひつじー
日常生活の中でありとあらゆるものに反抗するので、成長過程と分かっていても疲れがピークに達してしまいますよね。
子供がイヤイヤ言い続けるのはネガティブな感情が上手く外に出せないからだと言われています。
気持ちを伝える言葉を教えたりして、子供のモヤモヤした気持ちを解消するお手伝いをしてあげましょう。
気持ちを発散させる方法を教えてイヤイヤ期を乗り切りましょう!
3歳
幼稚園に入園しはじめ集団行動を始めるのがこの時期。
子供のお友達関係のトラブルでママが疲れてしまうなんてことも。
自分でできることが増えて手がかからなくなって目を離しがちですが、まだまだ小さいので自分の気持ちをうまく説明できません。
話をちゃんと聞いたり様子をみたりしましょう。
反対にあれもこれも手を出したくなるママもいるかと思います。
見守ってあげることは忍耐力がいること。
子供の成長の為にもここは、口を出さずに聞き上手になってあげてください。
育児疲れの時にこんな症状が出たら要注意!
人によって疲れるポイントは様々。
疲れのピークだと感じる時もあれば、反対にそこまでではないかもと感じるときもあります。
しかし、あまり疲れてないかもと日々の小さな育児疲れをほっておくとだんだんと疲れは溜まり、しまいには「消えてしまいたい」「何もしたくない」などのうつ症状を引き起こすきっかけになります。
女性はもともと男性の2倍抑うつや不安症状が出やすく、女性の5人に1人はうつ症状を1度でも経験したことがあると言われています。
特に産後のママは10%~15%一般の女性より症状が出やすいと言われています。
以下の症状がでてきたら育児疲れによるうつ症状を引き起こしている可能性があるので注意してみてください。
- 自分自身を傷つけるという考えが浮かんでくる
- 育児から逃げ出したいと思うときがある
- はっきりとした理由がないのに不安に襲われる
- 自分を不必要に攻めてしまう
上記に当てはまったからといって確実にうつだとは言い切れませんが、うつのリスクが高まっていることは自覚しましょう。
うつ症状が出てきたと感じたら、女性のメンタルヘルスに詳しい医療機関に相談することをおすすめします。
しかし育児で忙しく受診しに行けないママも多くいると思います。
そんな時はパパや両親、友達など周りにいる人に相談してみましょう。
うつ症状が出始めたら放置しないで!
ひつじー
まずは誰かに相談して一人で抱え込まない努力をしてみよう。
筆者
知っている人に悩みを打ち明けにくい場合はネットのサイトを使って悩みを吐き出すという方法もあります。
今現在うつ症状が出ていなくても悩みを吐き出せる環境や場所を作っておくことで、それが心の支えになる時もあります。
「自分は大丈夫!」なんて思わずいざって時に自分自身を守るためにも、悩みを気軽に相談できる環境を作っておきましょう。
育児疲れを乗り切るための対処法
育児疲れがうつ症状を引き起こす可能性があると知った今「症状が出る前に対処したい!」と思っているママも多いはず。
そこで育児で疲れ果てて育児放棄をしてしまう前に、育児疲れのピークを乗り切る方法をご紹介します!
一人の時間を作る
四六時中育児をしているとなかなか一人の時間が作れないですよね。
一人の時間が無くなった理由がたとえ可愛い我が子だとしても、以前あったものが無いというだけでもストレスになります。
パパや両親に頼んだり託児所などのサービスを利用して、少しだけ子供と離れて一人の時間を作りましょう。
趣味に没頭したり、横になってダラダラするのもリフレッシュになります。
いつもは慌ただしく済ませている食事やお風呂をゆっくりするのもいいですね。
家計に余裕がある場合はヘッドスパやエステ、マッサージに行って気分転換するのもオススメです。
友達とお喋りする
気の合う友達とひたすらお喋りすることも育児の疲れを忘れさせてくれます。
特に元々社交的でアウトドアなママは、ずっと家で育児をしているとそれが苦痛に感じたりもします。
たまには外で友達とお茶しながらお喋りに夢中になることも立派な育児疲れの解消になります。
友達と会うのに少しオシャレしていくのもリフレッシュになるよ♪
筆者
公園で子供たちを遊ばせてママ友とお喋りしてみるのもいいかもね。
ひつじー
確かに!同じ悩みを抱えるママ友同士だったら悩みを打ち明けやすいし、悩みを吐き出すだけでもストレス解消になりそう!
筆者
大好きな物を食べる
好きなものを食べていると「幸せだなあ~」と感じることはありませんか?
これは幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されているからなんです。
セロトニンは心のバランスを整えてくれるので、十分に分泌されると幸福を感じ精神を安定させてくれます。
中々外に出て食べることができなくても、ちょっとした高級スイーツや絶品グルメをお取り寄せして家で楽しむこともできます。
「明日からまた頑張ろう!」という気持ちにも繋がるので、育児に疲れたときは好きな物を食べましょう!
ただし好きな物ばかり食べていいわけでもないので、食べる量には気を付けてください。
手抜きをする
家事と育児、全てを完璧にやろうとする「完璧主義者」の人は要注意。
完璧にやろうとすればするほど、できなかった時にイライラしてしまい体にも精神的にもよくありません。
日々のお買い物を宅配で済ませたり、掃除を時々サボったり、晩御飯はデリバリーにしたりと適度に手を抜いてください。
肩の力を抜いて、家事が毎回きちんとできなくてもあまり深刻に考えないようにしましょう。
子供を誰かに預けて家事をすることが出来ない環境ならば、なおさら手を抜くことが大事になっていきます。
完璧にできない自分を不必要に攻めないようにしましょう!
体を動かす
体を動かすと血行がよくなりリフレッシュ効果が期待できます。
子供がいると中々本格的にスポーツができないかと思いますが、家の中で簡単なストレッチをして体を動かすだけでもストレス解消に繋がり、適度な運動をすることは医学的にも気持ちがスッキリすると言われています。
育児で凝り固まった体をストレッチしてほぐし、精神的にリフレッシュしましょう。
テレビの前で子供と一緒にダンスを踊るのもいいね!
筆者
育児疲れの際には「ママの笑顔が大事」
ママが子供の笑顔をみて幸せだと感じるように、子供にとってもママが笑顔で過ごすことが大事になります。
毎日育児をしていたら疲れて息詰まってしまうのは誰にでもあること。
頑張りすぎてママの心と体が壊れてしまったら本末転倒です。
- 誰かに子供を預けて一人の時間を過ごすことに罪悪感を持つ必要はありません
- 家事を手抜きしているからってママ失格になったりするわけでもありません
- 育児にストレスを感じているからといって、育児に向いてないわけでもありません
ママなら誰だって疲れを感じてもおかしくないのです。
育児でストレスを感じるのは当たり前だと思って、家庭環境に合わせて適度にリフレッシュすることが大事です。
ママの笑顔は家族を笑顔にします。
まとめ
育児する際に本や雑誌を参考にしていると、自分が理想通りにできていないと感じてしまうかもしれません。
しかし育児疲れは環境やママの性格にも左右され、子供だって皆雑誌に載っている様な同じ性格をしているわけでもありません。
疲れを感じるタイミングは人それぞれ。
全てを放り投げたいと思う前に、子供だけでなく自分にも気を使ってあげてください。