育児ノイローゼは旦那のせい?離婚に発展する前に手を打つべし!

毎日一人で育児をしていると心細かったり、気分が落ち込んでしまったりしますよね。
情緒不安定な状態が長く続くと、次第に子育てに嫌気がさし日々の生活に対しての気力すらなくなってきてしまいます。
この状態が日常化してしまうと育児ノイローゼになっていると考えられます。
心のバランスを保つための友人や身内が近くにいない人の場合、協力して育児をしていかなければいけない旦那さんがそもそもの原因で育児ノイローゼが酷くなってしまうことだってあるでしょう。
ここにたどり着いたママたちはきっと旦那さんの手助けがなく精神も不安定な状態で、ある程度「離婚」の覚悟を決めてやってきているのではないでしょうか。
しかし、落ち着いて少し考えてみてください。
子供たちはお父さん、お母さんが大好きです。
二人がずっとずっと仲良く、一緒に自分たちの成長を見届けてくれることを望んでいます。
今日は離婚の結論を急いで出してしまう前に、出来る事がないか一緒に考えていきましょう。
育児ノイローゼとは?
まず育児ノイローゼとはどういったものなのでしょうか。
育児ノイローゼは産後うつとも呼ばれ、育児によるストレスやホルモンバランスの変化による自律神経の崩れによって精神的に不安定になることです。
エスカレートすると、家族に対しても負の感情が生まれ、生きていくこと自体嫌になってしまうこともあります。
しかし、この育児ノイローゼになってしまっているという自覚のない方が結構多いのです。
その原因として考えられる理由は主に3つあります。
- 自分は病気ではないと思っている。
- 経験の豊富な方が身近にいないので知識が乏しい。
- 家事育児を一人ですべて行っている。
こういった状態の人でも、信頼できる友人や旦那さんに言葉で吐き出すことによって上手く心のバランスが取れれば良いのです。
ですが、近くにそういった人がいない場合吐き出す場所がなく自分自身にため込んでしまいどんどん酷くなってしまいます。
こんな人は育児ノイローゼになりやすい
では、どんな人が育児ノイローゼになりやすいのでしょうか。
自信が無い、心配性
いつも自分のしている事に自信を持てず、悩んでいるような人は育児ノイローゼになりやすいです。
特に子供がいなかったときは自分の事だけ考えていれば良かったですが、可愛い我が子の事は何よりも心配です。
子供の成長や発達スピードを育児書やネットの情報と比べ、その都度心配してしまい頭を抱える事でつらくなっていきます。
責任感が強い完璧主義者
家事も育児も完璧に自分の思った通りに仕上げないとストレスになります。
理想の母親になろうとして気持ちだけが先走るので、少しでも部屋が汚なかったり子供の成長など現実が追いついていないと自分を責めてしまいます。
手を抜くところが分からない不器用な人やプライドが高い人が多いです。
孤独がつらい人
核家族化が進んだ現代では育児は孤独なお仕事です。
どんなに育児や家事に協力的な旦那さんでもずっと一緒には育児出来ませんよね。
友人や実家が遠く自分の気持ちを伝えて解消する事が出来ず、孤独や不安で心のバランスを崩して育児ノイローゼになってしまうのです。
育児ノイローゼになりやすい人はこんな人が多いというものを紹介させていただきましたが、どんな人でもなる可能性があるので自分自身の事を毎日少しでも良いので思いやってくださいね。
育児ノイローゼは旦那のせいだ!
さて、この記事にたどり着いている人は自分が育児ノイローゼであり、その旦那が原因であることも分かっている人が大半でしょう。
もう限界。離婚してやるんだから!!
読者
と、鼻息荒く鬼の形相で見ている人も多いかと思います。
では、旦那のせいで育児ノイローゼが酷くなった経験のある、私の実体験を交え原因を考えていきます。
なかなか言えないんですよ。自分の家の恥をさらすみたいで。プライドも高いし(笑)
筆者
旦那のせいで育児ノイローゼに?考えられる原因は。
子育てノータッチ
仕事が遅くいつも終電や早く終わっても帰って来たくないのか飲み歩き、週末の休みでもどこに出かけるでもなく自分の予定を優先し家から消えてしまう旦那。
子供の事で相談しても「任せるよ、お願いね!」の言葉しか出てこない。
たまにお風呂に入れてもそれだけで、風呂後の片付けや着替え、髪を乾かすなどの一連の流れは母親へポーン。
やってないのと一緒ですからねー!!
筆者
私の日常ではもっと汚い言葉が出ておりますが、ここではあえて我慢します。
これでイクメンだと思っている、世の男性の多さにびっくりするね。
ひつじー
夫が帰ってこない事や自分の予定を優先させる事で、孤独やストレスを感じ続け妻の不満や子育てへの不安などによる、情緒不安定さは酷くなっていきます。
会話が成り立たない
夫婦はもともと他人であって、育ってきた家庭環境や趣味嗜好も違います。
そんな人たちが喧嘩したらどうでしょう。
怒るポイントも違うし、相手がストレスを受ける行動も理解出来ずさらに喧嘩はエスカレートしていきます。
次第に言っても無駄という感覚が出来上がってきて、何か言われるたびにストレスに感じるので会話も少なくなっていきます。
モラハラ
先程の子育てノータッチも含めますが、奥さんに対して常に見下した態度をとったり、過去の失敗を永遠に攻め続けるなど発言や行動・態度などで精神的に追い込む旦那もいます。
これをモラルハラスメント(モラハラ)というのですが、言われている奥さんの方も強く出れない場合相当な精神的負担になっていきます。
お金が無い
家事も育児も手伝わず、自分の時間をしっかり満喫している旦那でも、私が専業主婦で何不自由なく暮らせる収入を家に入れてくれるのであれば私は黙りますし尊敬もします。
しかしこのご時世、収入も下がる一方余裕のある暮らしが送れていないのだから私も働きに出なければいけない。
お互い日々の生活をフォローしつつ働いて頑張ろうねという強い絆があればいいでしょう。
下がった収入を補填する努力もせずかといって家の事を手伝いもしない上に、休日になればスマホゲーム三昧の旦那のトドのように横たわっている後姿を見て憎悪しか湧きません。
少しでも収入を増やそうと私が仕事の時間を多くすると、
その間の子供の面倒は疲れている俺にしろってこと?
などと信じられないような事を言うんです。
浮気
これはもう論外ですよね。
旦那と、浮気相手からたんまりと慰謝料を貰いましょう。
ここまで酷いことをする人は多くはいないと思いますが、いくら温厚な人でも耐えれる耐えれないがはっきりするところなので自分の気力があるうちは戦えるところまで頑張るべきです。
ここまで旦那のせいで育児ノイローゼになってしまう原因をいくつか書いてきましたが、思い当たる節があった方いるのではないでしょうか?
次は離婚という結論が出る前に手を打てることを考えていきましょう。
離婚に発展する前に手を打とう
では離婚の結論が出る前に、何か出来る事はないのだろうかと考えたのですが一つ皆さんへ聞きたいことがあります。
『はい』と答えられる方は、きっと上手く立ち回っていけば乗り越えて幸せな夫婦・家族になれます。
もし答えが『いいえ』だった場合、夫婦間の絆や想いを修復するのはとても時間がかかります。
もしかしたら、独身時代のように愛し合う気持ちは二度と戻ってこないかもしれません。
それでも、子供や家族のために離婚は回避したいと思うのであれば、良かったら以下の対処法を少しずつ毎日の生活に取り入れていってみてください。
ステップ1 毎日二人でゆっくりと話す時間を持ってみる
はじめのうちは、子供の話題が中心になってしまうかもしれません。
まず会話のリハビリをしてください。
同じものを食べながらや、好きな映画を見ながらでもいいので同じ時間を共有してみてください。
今までは口を開けば喧嘩に発展していたかもしれませんが、少しずつ普通の会話が出来る時間を増やしましょう。
いずれ二人で他愛のない事で盛り上がれる日が来るはずです。
ステップ2 たまに二人っきりで外出する
デートですね。
一時保育や頼れる人は両親に子供をお願いして、たまに数時間二人っきりでお出かけしてみてください。
子供を預けてそんなことするなんてと言う人もいるかもしれませんが、お互いに感謝を忘れている夫婦にはすごく重要な事です。
家という狭い所から出る特別感
特に出産後しばらくは自分が思うように、買い物も外出も出来ないので家での生活が中心になってきます。
自分が行ってみたいと思っていたところに気兼ねなく行けるのはとても素敵な事です。
子供の心配をしなくていい開放感
つないでいた手を放したらすぐ消える、車道へ一直線。
レストランへ行けば水をひっくり返し、疲れたと言ってはすぐ泣く。
まだ小さな子供を連れているうちは、外出しても気が休まる事はありません。
大きくなれば「これ買って、あれ買って。」と言葉も巧みになって来るのでストレスにもなります。
子供を預かって貰えるのであればぜひお願いして自分たちが主役の一日を作ってください。
独身時代のような関係に戻るための再認識時間
二人でショッピングしたり、おいしいご飯を食べたり、用が無くても一緒にプラプラ歩いてみてください。
視界に入ったものの話や、好きな話題で盛り上がってみましょう。
相手の知らなかった一面が見れる機会です。
ステップ3 外に出てみる
自分自身が外へ働きに出ることや、趣味の教室に通うなど外に出てみる努力をしてください。
世界は見違えるように変化します。
家にいる間はどうしても『妻・お母さん』の役割でしたが外に出る事で、個人として見てもらうことが出来ます。
また、子供が小さくて外になんか行けないよという人もいるでしょう。
地域に無料の子育てサロンが不定期で開催していたり、地域センターなどに交流の場やイベントなどもあります。
ショッピングセンターなどに併設されている場合もありますのでぜひ情報を調べてみてください。
悩みを共有してくれる人が一人でもいる事で、自分の心のバランスも上手く取れるようになっていきます。
ステップ4 番外編 夫の気持ち 『褒めて伸ばして!僕出来る子だよ。』
今回この記事を書くにあたって夫が常々私に言っている言葉をどうしても取り入れたいと思いました。
何度も出てきている私の旦那は家事・育児で日々尊敬することは皆無です。
しかし子供と一緒に遊ぶ能力だけは長けています。
出先でちょっとほっておくと知らない子まで一緒に遊んでいたりして、どこに行ったか分からなくなる事があります(笑)
筆者
我が家も口を開けば喧嘩ばかりの時期がありました。
私からの不満は、上で今まで書いてきたように
- 家事、育児への非協力的な態度
- 私がイレギュラーで働きに行くときの嫌味な態度
- 経済的不安
でしたが、夫側も言いたいことが募っていたようです。
出来たことを褒めてくれ
→僕褒めて伸びる子だよ!これからもやれるよ。
不満ばかり言われて生活が楽しくない
会社で受けるストレスの事を考えてくれ
ということでした。
思い返せば、私も狭い自分の世界の中で物事を見ていたようです。
旦那が会社で受けるダメージも考えていなかったし、おむつ替えすら上手く出来ない旦那に失望したり怒ったり、次第にやる事なす事すべてにイライラするようになりました。
当然旦那に感謝することも全く無かったし、いない方がマシと思って最低限のコミュニケーションだけでしばらく生活していました。
旦那はそんな様子の私を見て不満に思ったり、仲間外れにされたようで寂しかったそうです。
筆者
そこから私も反省し、「ありがとう。」という言葉を旦那に言えるように努力し、毎日少しずつ二人で会話する時間を持つようにしました。
今も普段の態度でイライラする事はありますが、子供たちと遊ぶ能力に長けている所は認めているので外に出かけた時などは100パーセント旦那に任せ自分はベンチに座ってのんびりさせてもらったりしています。
それでも喧嘩になると旦那の方が先に冗談を言うように、「違う違う!褒めて伸ばして。僕、出来る子だよ!」と言ってくるので笑ってしまい、夫婦の間に以前のようなピリピリとした空気感はなくなっています。
まとめ
子供はお父さん、お母さんが笑顔で仲良くしてくれている事を望んでいます。
もし、離婚する前にこれくらいだったら試してみようかなと思えたのであれば希望はあると思います。
時間はかかるかもしれませんが、家族として絆を深められるように挑戦してみて下さい。
- 毎日二人で会話をする。
- 時々一緒に出掛けてみる。
- 外に出てみる。
- 旦那を褒めてみる。
一つ一つは簡単だと思えても、やってみると難しいかもしれません。
ぜひ、毎日意識して生活してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。