子供のイヤイヤ期っていつまで続くの?私が試した4つの対処法について

寝ている姿は本当に可愛くて天使のような子供ですが、起きたとたんに泣いたり暴れたりのミニ怪獣に変身です。
ただでさえ言葉も通じない幼児と毎日戦っているお母さんに、試練とばかりにやって来る子供のイヤイヤ期について私の体験を少し交えて記事を書いていきたいと思います。
イヤイヤ期って一体何?
イヤイヤ期とは「第一反抗期」の通称です。
それまで抱っこされてミルクを飲み、お散歩に連れて行ってもらい、眠くなれば眠っていた赤ちゃんも様々な刺激を受け、少しずつ脳が発達して徐々に自我が芽生える時期をイヤイヤ期と呼びます。
イヤイヤ期に遭遇したお母さんからして見たら、
「どうして、こんなに言うことを聞いてくれないの?」
と不安に思うかもしれませんが、イヤイヤ期はごくごく自然に訪れる子供の成長過程です。
まあ、これは不思議なもので、言葉を覚えたり歩けるようになった時にはその成長を喜びます。
でも、同じ成長過程のイヤイヤ期は何故かあまり楽しくないイメージがありますね。
どうしてでしょうか?
その答えは、
毎日ミニ怪獣(子供)相手に頑張っているから
です。
子供がイヤイヤする中で育児をしなければなりませんので、誰だって心が折れかけることはあります。
言葉を覚えたり歩けたりする成長過程は素直に子供の成長を見守れますが、イヤイヤ期の場合は自分に反抗してくることが普通です。
だから、イヤイヤ期に対して楽しいイメージを持つことができず、ネガティブな印象さえ持ってしまうのですね。
しかし、マイナスのイメージがあるイヤイヤ期ですが、実は子供も頑張っているのを理解する必要があります。
イヤイヤは大人への反抗ではありません。
自我が芽生えて好奇心も旺盛になって、「自分でやりたい!」と思っているのにまだできないことを大人が先回りしてやってしまうのが、我慢できなくてイヤイヤと態度で表現しているのです。
まだ、気持ちを抑えることが難しい幼児がイヤイヤと表現しながら、気持ちをコントロールするのを勉強している時期なんです。
よくよく考えてみたら、大人でも感情のコントロールって難しいですよね?
だから、子供だって当然に感情のコントロールは難しいのです!
では、そんなイヤイヤ期ですが、一体いつ頃から始まるのでしょうか?
イヤイヤ期はいつから始まるの?
個人差はありますが、平均で1歳半を過ぎた頃から始まると言われています。魔の2歳児と言われるくらい、その年齢の幼児が多いです。
その頃になると、「こうしたい!」と自己主張が始まります。
でも、まだ言葉も上手く伝えられないし自分でやりたくても出来ないので、イライラしたり泣いたりします。
このイヤイヤ期真只中のミニ怪獣を前にすると、お母さんもイライラしちゃいますよね。
そして時には大きな声で叱って、さらに大きな声でミニ怪獣が泣き叫ぶ。
そんな氷河期のような毎日が続きます。
ちなみに、我が家の長女は生後3か月頃から機嫌が悪い赤ちゃんでした。
ただでさえ機嫌が悪いのに、ミニ怪獣に変身したのですから毎日ヘトヘトです。
今思えば、1人目なので「完璧に育てないといけない!」とか「ちゃんとしたお母さんにならなきゃ!」と、できもしないのに思い込んでいました。
そんな私の余裕ない気持ちが娘に伝わっていたのかもしれません。
イヤイヤ期はいつまで続くの?
そんなイヤイヤ期は一体いつまで続くのでしょうか?
イヤイヤ期になる時期には個人差がありますが、一般的には4歳ぐらいで終わる幼児が多い傾向にあります。
この頃になると、言葉の理解もある程度は出来て自分の気持ちも言葉で伝えられるようになっている幼児が多いです。
幼稚園などお友達の中に入っていろいろな経験をして成長して落ち着いてくる子が多いからイヤイヤ期が終わるのですね。
何より、親自身もイヤイヤ期にも慣れて少し余裕が出てきます。
お仕事を始めたり、親同士のつながりが出来たり、1人の時間が出来たりすると気持ちの切り替えができるのですね。
イヤイヤ期はどうすればいいの?
イヤイヤ期の幼児は何をしてあげても(あげなくても)嫌なものはイヤなのです。
我が家の娘は暴れる、泣き叫ぶで当時マンションに住んでいた私は酷く動揺したのを覚えています
でも、大人しくなる時もあります。
毎日ミニ怪獣と戦っていて、私も勉強というか観察に近いですが、どんな時泣き止むのかを色々と試してみたんですね。
それこそ育児書やネットも読んだりして参考になることもありましたが、全ての幼児にあてはまる万能なマニュアルなんてありません。
だから、毎日一緒にいるおうちの方がその子に合った対応をするしかないのです。イヤイヤ期の娘に私がやってみたこと
では、イヤイヤ期の真っ只中にいた私の娘にやってみて効果があったものを紹介したいと思います!
1.選択肢を与える
ある日、着替えさせようと思って娘に洋服を持っていった際、
「イヤ!」
と言われてしまいました。
私もちょっとムスッときて、
「だったら着替えなくていいよ!」
と最初の頃はイライラしていました。
しかし、ある日洋服を3枚出して「どれがいい?」と聞いてみると、以外と娘は大人しく1枚選んだのです。
どうやらその時、私の娘は自分で洋服を選びたかったみたいなんですね。
それからは洋服だけではなく、おやつでも遊ぶおもちゃも自分で選ばせました。
私は選択肢を3つほど出すことによって、娘のイヤイヤ期を乗り越えていくことができたのです。
実際、選択肢を出された娘も満足そうでしたので、選択肢を与える方法はとっても効果がありますよ!
2.常に冷静に対処する
お店や電車の中でイヤイヤが発動されたときは、どうしても「静かにしなさい!」や「ちょっと待って!」とこちらのイライラも発動します。
ですがそれはほとんどの場合、大人の都合で子供には関係ないのです。
そんな時は少し場所を変えて親も子も落ち着くことが、私には合っていました。
買い物も宅配を利用したり、早い時間の混んでいない時間に行ったりして何とか乗り切っています。
特にベビーカーでのお買い物は混んでいる時には動きづらいので、空いている時間ならあまりストレスは感じなくて済みますね。
3.子供の好きなようにさせる
次に、出来るだけ子供の思うようにさせてあげました。
小さな頃から我慢を覚えさせないとわがままになるという意見もあり、それも理解できます。
でも、生まれて2年や3年の幼児はまだ我慢することが出来ないのが自然です。
我慢しようと子供も頑張っているのだと考えたら、私も少し気持ちが楽になりました。
とは言え、危ない事をした時は真剣に怒ります。
成長とともに、言葉も理解できるようになったら我慢する事教えていけばいいのです。
しかし、子供の言いなりになってしまうと、泣けば思い通りになると知恵がついてしまいそうなので、これだけは譲れないというルールを自分の中で決めています。
例えば、
- 危険なことをしたら怒る
- どんなに泣いてもおやつは静かにさせるために与えない
- 叩いて言うことを聞かせない
などですね。
好きなようにさせるために、家の中にある危ないものや大事なものは徹底的にしまいました。
決して私がきれい好きなわけでも、きちんとしているわけではありません。
どちらかと言うと使った物を出しっぱなしにして、母に怒られていたタイプです(苦笑)
そんな私が何故片付けていたかというと、怒ったり取り上げたりすることがとても疲れるからです。
だから、しばらくは娘がいる部屋には触って壊しても大丈夫な物しか置いていません。
もし子供が見つけて壊してしまっても、出しっぱなしにしておいた自分の責任なのであきらめるしかないです。
昔、母に「やけどと誤飲は大人の責任」と言われた事があり、その意味が子供を産んでから理解できました。深い言葉ですね。
4.よくコミュニケーションを取る
そして、イヤイヤ期を乗り越える方法として、もう一つ私が大事にしていたのが「言葉をかけてあげる」ようにしたことです。
- 「これが嫌だったのね」
- 「こうしたかったのね」
と気持ちをわかってあげる言葉をかけと、子供も落ち着きます。
反対に
- 「だめじゃない!」
- 「もう知らないから!」
と怖い顔で言っても、まだ理解できない子供からしたら、恐怖しか感じません。
言葉のコミュニケーションは後に来る反抗期や思春期の子供にも同じです。
この時期は親我慢の日々で大変ですよね。
だけど大丈夫です!
イヤイヤ期には必ず終わりがあるので、常に子供の成長を暖かく見守っていくようにしましょう!
まとめ
イヤイヤ期の子供との戦いはずっと続くと思ってしまうほど、憂鬱になったり自分がイライラしたりと本当に大変です。
しかも頑張って子育てしても誰も褒めてくれません。
それでも頑張れるお母さんは本当に偉いと私は思います。
よく言われているのが、「子育てに正解はない」と言う言葉です。
何人育てても何が正しいかわかりません。
ですが子供が成長すると、あんな大変なイヤイヤ期も懐かしく思い出す事があります。しかも、あの戦いの日々が笑い話になります(苦笑)
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育児は楽しむのが一番なので、子供と一緒に成長していきましょう!
長文読んでいただきありがとうございました。
ライター:moo