赤ちゃんをおんぶできるのはいつから?注意点をしっかり押さえよう!

赤ちゃんを抱っこしていると両手が塞がって家事ができない…
泣かせっぱなしはかわいそうに思えちゃうし、「早く抱っこしてあげないと…」と焦ってしまって結局何も進まないなんことがあります
そうなると考えつくのが「おんぶ」。
おんぶであれば両手も使えるので赤ちゃんをあやしながら家事をすることができます。
実際、おんぶをしていると赤ちゃんがそのまま寝てくれることも多いのでまさに一石二鳥です。
私にも2歳と0歳の二人の娘がいますが本当におんぶ紐にはお世話になりまくってます。二人育児をしている人にとっても、おんぶ紐は必需品ですね。
この記事を読んでいるのは「赤ちゃんのおんぶっていつからしていいんだろう?」と悩んでいる人だと思います。
そこで今回は赤ちゃんのおんぶはいつからできるのか、そしておんぶする際の注意点も一緒に解説していきます。
※ちなみにこの記事での「おんぶ」は「おんぶ紐を使用したおんぶ」のことを指しています。
赤ちゃんのおんぶはいつから?
赤ちゃんをおんぶするためには「赤ちゃんの首がすわっていること」が大前提です。
おんぶ紐の種類によっては首すわり前から使用できるものもあるようですが、ほとんどの製品が赤ちゃんの首がすわってから使用することを前提としています。
さて、ここで気になるのが赤ちゃんの首がすわる時期なんですが、一般的に赤ちゃんの首がすわる目安は生後4か月頃です。
しかし赤ちゃんの発達には個人差がありますので、成長がゆっくりめな赤ちゃんの場合は首が完全にすわったことが確認できるまでおんぶ紐の使用は控えましょう。
また他にもおんぶ紐を使用するために必要な身長や体重など、細かい規定が明記されている製品もあるので使用前に必ず取扱説明書を確認するようにしてください。
赤ちゃんをおんぶする際の注意点
赤ちゃんをおんぶする際は以下のことに注意してください。
- 取扱説明書をよく読む
- ちゃんと呼吸ができているか、顔の向きを確認する
- あまり揺らしすぎない
- おんぶ中、赤ちゃんを壁や物にぶつけないようにする
- おんぶから降ろす際も注意する
それでは詳しく解説していきます。
1. 取扱説明書をよく読む
初めておんぶ紐を使用する際は、必ず取扱説明書を確認しましょう。取扱説明書を読まずにおんぶ紐を使っても、正しい方法ではない可能性が極めて高いです。
正しい方法で使用しないと、赤ちゃんにとって苦しい状態にもなりますので、例え面倒だとしても説明書はじっくりと読み込むべきですね。
そして、おんぶ紐の正しい使い方や製品によって違う細かい規定を確認し、赤ちゃんがおんぶ紐を使用できるかどうかについても判断してください。
2. ちゃんと呼吸ができているか、顔の向きを確認する
赤ちゃんの鼻や口が背中に密着しすぎて呼吸が苦しい場合があります。
赤ちゃんをおんぶしたら一度鏡で赤ちゃんの様子を確認してみてください。
赤ちゃんが横を向いて頬をママの背中につけているような状態だと一番安心です。
3. あまり揺らしすぎない
赤ちゃんの頭を強く揺さぶると「揺さぶられっこ症候群」になる心配があります。
「揺さぶられっこ症候群」とは赤ちゃんを過度に揺らし過ぎて、言語障害や学習障害、あるいは精神障害を引き起こしてしまう症状のことです。
子供が生まれるとあまりの可愛さに、頭を必要以上になでたりと、赤ちゃんを揺らしてしまうこともあります。
しかし、赤ちゃんを揺らし過ぎてしまうと、「揺さぶられっこ症候群」の原因にも繋がってしまうのですね。
もちろん、かなり強く揺さぶらないと「揺さぶられっこ症候群」にはなりませんが、どちらにせよ頭や脳が揺れるのは良いことではないのでおんぶ中に赤ちゃんが泣いたからといって激しく揺さぶることは絶対に避けましょう。
4. おんぶ中、赤ちゃんを壁や物にぶつけないようにする
おんぶに慣れていないと赤ちゃんと壁の距離が正確に掴みにくく、ママが向きを変えた際に赤ちゃんを壁や物にぶつけてしまうことがあります。
また油断していると赤ちゃんが手を伸ばして近くにあるものを取ろうとして落とすこともあるかもしれません。
おんぶ中はできるだけ赤ちゃんの存在を気にしてゆっくり方向転換したり、赤ちゃんが触ると危ないものや落としたら壊れるものなどを赤ちゃんの手が届くところに置かないようにしましょう。
5. おんぶから降ろす際も注意する
油断すると赤ちゃんを降ろそうとした床やベッドに赤ちゃんの頭を強くぶつけてしまう可能性があります。
あかちゃんをおんぶから降ろすときは細心の注意を払い、固い床ではなく柔らかいベッドやソファの上に降ろすと良いでしょう。
まとめ
赤ちゃんをおんぶするためには「赤ちゃんの首がすわっていること」が大前提です。
おんぶ紐によっては他にもいろいろな規定があることもあるので、初めておんぶ紐を使用する際には取扱説明書をよく読みましょう。
そして赤ちゃんをおんぶする際の注意点は以下の5つです。
- 取扱説明書をよく読む
- ちゃんと呼吸ができているか、顔の向きを確認する
- あまり揺らしすぎない
- おんぶ中、赤ちゃんを壁や物にぶつけないようにする
- おんぶから降ろす際も注意する
赤ちゃんをおんぶできると両手が空いて家事や二人育児も捗りますが、おんぶしている間は赤ちゃんの顔を見ることができないので赤ちゃんの様子が急変しても気が付きにくいです。
またあまり長い時間おんぶをしていると赤ちゃんもお母さんも疲れてしまいますので赤ちゃんの様子をこまめに確認しながら、たまに休憩を挟むことを心掛けてくださいね。
ライター:eiron